義父の苦しみについて
こんにちは。初めて質問させていただきます。
66歳の義父が数年前から神経の病気で苦しんでおり、命に関わる病ではないのですが、左手は常に手袋をしていないと冷えて痺れて痛みがあり、左脚も痺れて寝るにもなかなかぐっすり眠れないといった状況です。
お医者さんで手術はしたのですが、なかなか改善されず、死ぬまでこんな状態かと嘆いていて辛そうです。
知り合いに話した所、身体の左側にそういった症状が出るのは水子が影響していると言われ、聞いてみると義父と義母には流産で亡くしている子が居るということでした。
亡くしてなんとも思っていないわけではなく、それなりに何年か供養をしていたそうです。
日々の生活に追われながら数十年が経ち、数年前に神経の病が発症したのですが、知り合い曰く、
「水子が供養が足りないと言っている。どこどこのお寺で観音様の像を購入して、それを水子に見立てて毎日お菓子やお水をお供えすれば治る。」ということでした。
そんな事があるのかと義父の症状を軽くできるならという想いもあり、話をして義父義母で数万円するという観音様の像を購入し、改めて毎日お供えをしていますが、そうそう簡単に治るわけでもなく……といった感じです。
そこで質問させていただきたいのですが、亡くなって仏さまになられた人が、供養してほしい、さみしいと言って生きている人間に罰を与えるというか、病気にしたり苦しめたりする事なんてあるんでしょうか??
水子ということで、大人になってから亡くなった人とはまた違うから余計に念が強くそうなるのでしょうか??
ただでさえ病で苦しんでいるのに、あの子を忘れてきた代償なのかと余計に辛い気持ちになっているのはいたたまれないなぁと思い、質問させていただきました。
どうか、ご回答よろしくお願いいたします。
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ありえません
こんにちは
お義父さまの症状、たいへんですね。それをなんとかしようというご家族の温かい気持ち、優しいですね。お義父さまもきっとありがたく思っていますよ。
さてご質問の通り、亡くなって仏さまになられた人が、供養してほしいと、生きている人間に罰を与えたり病気にしたりする事はありません。
そのご病気も、現実的で科学的なきちんとした理由があって症状がでているのです。決して水子仏さまが原因ではありません。
「うまくいったら○○様のおかげ、うまくいかないのは供養が足りない」というのは、アヤシイです。あまり近づきませんように。
せっかく観音さまを購入したようですので、これからも観音さまは丁寧に手を合わせるようにしましょう。
お義父さまの症状が少しでも改善しますようにお祈り申し上げます。