最低な形で彼を傷つけてしまいました
ちょっとしたきっかけから、一年半ほど遠距離で付き合っている彼と気まずくなってしまい、
話の流れで、彼に「僕のことそんなに好きじゃないんだね」と言わせてしまいました。
最近彼との付き合いに息苦しさを感じていたこともあり、すぐに否定ができず、結果無言の肯定をしてしまい、彼をとても傷つけてしまいました。
私は私なりに、彼のことを好きなつもりでしたが、
彼が私にくれる愛情の1/3も愛せているかどうか、常々疑問でした。とても深い愛を持って接してくれていることだけは、わかっていたつもりですが。
最近は、与えてもらう愛情を彼に返せるかどうか、不安になってばかりで、勝手な事を言えば重くも感じていました。
前回の相談を見ていただけますと、ありがたく存じますが、少し、彼と付き合う少し前に男女関係で傷ついたことがあります。
私は彼に、自分が受けた様な事を何倍にも煮詰めた様な仕打ちをしてしまいました。
しかも、せめて私から私の言葉で伝えるならまだしも、彼から私の態度で察させるような形で。
とても、傷つけてしまった事を後悔しています。
先日テレビで男性が彼女から言われて傷ついた言葉というのに「そんなに好きじゃなかった」という言葉があり、その時は他人事のように「そんな酷い話があるか」と思っていましたが
まさに自分がそうなってしまいました。
彼は何よりも自身のことよりも私を優先してくれました。私は自分のことばかりでした。私のような人間は彼にそぐわないと思います。
ですが、私はあまりにも自分本位な人間です。だから、彼を傷つけたことを後悔しているとは別の部分で、もう自分を否定しなくてもよくなるかもと安堵してしまってもいます。
でもそんな自分も許せません。
良い歳をした大人でありますのに、人をこんな風に傷つけてとても恥ずかしいです。
これだけ彼からの気持ちを蔑ろにしながらも、見放されることは怖く思っています。そんな自分のことをとても不誠実で申し訳なく思います。
結局前回の質問と同じ所に行き着くかもしれませんが、どうすれば人を愛し自分を愛せるのでしょうか。
たくさんの質問に対する皆様のご回答、いつも大変ありがたく拝読させていただいております。
お忙しい中、混乱しきった散文で縋ってしまい申し訳ありません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お二人の未来ですから
拝読させて頂きました。
あなたはご自分が彼になさったことや言葉や思いを深く悔やんでおられるのでしょうね。
彼はあなたに多くの愛情や思いやりの気持ちをかけてくださっておられること読ませて頂きました。
それでも人と人との感情ですからどうしても行き違いや重くなってしまったりはするものです。
それはあなただけではありませ。
ましてお二人の中での関係ですから人がとやかく言う事でもありません。
あえて言わせて頂ければ、どうかゆっくりと時間をかけて時間をとってお互いを尊重しあいながらそれぞれの想いを整理してお話なさってみて下さい。
感情的になってしまいますと本当の想いは飛んでしまったりするものです。
できれば少しずつ直接お会いなさってお互いのお気持ちを確かめ合って頂きたいと思います。
想像ですが彼はあなたを心から想っておられるでしょうし、あなたも彼を心から想っておられます。
それは形や大きさでは計れませんからしっかりと一つ一つ言葉にしてみて素直にお伝えなさって頂きたいと思います。
愛するがゆえに傷つくこともあるのです。
ですけれでもそのことを踏まえながらお互いがかけがえのない存在だと気づくこともあります。
そうしてお二人の関係は成長なさっていくのです。
私はあなたと彼が共に素晴らしいご縁に結ばれて幸せになっていかれるように感じます。
どうか心穏やかにこれからお二人の関係を築いていって下さいね。
あなたと彼がこれから素直なお気持ちでお互いを思いやり、幸せを分かち合いながらお健やかにご成長なさり、共に豊かな毎日をお過ごし頂きます様心からお祈り申し上げます。
質問者からのお礼
アドバイスをいただきありがとうございました。
また、お礼が遅くなってしまい大変失礼いたしました。
お互い気持ちを落ち着けて、彼と改めて話をすることができました。
アドバイスをいただいた言葉の中で、私も彼のことを想っているのだと思い出させていただきました。
彼を傷つけたことへの後悔と混乱で、少し自分の今までの気持ちを見失っていたように思います。
彼にも素直にそう告げました。
傷つけてしまった私のことをまだ愛してくれる彼を、彼と違った形や大きさではありますが
私は私なりに彼をちゃんと愛せるよう努力してみようと思います。
いただいたお話で、荒れた心を静かにすることができました。
親身に丁寧に文を綴っていただき、本当にありがとうございました。