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不倫をしてしまいました

回答数回答 1
有り難し有り難し 15

結婚約1年。不倫をしてしまいました。
夫とのセックスに不満があり、少しずつ愛情の薄れているときに夫以外の男性と親しくなりました。直接的な肉体関係は無いものの、親密なメッセージのやりとり、長電話やお互いの声を聞きながらの自慰、写真の交換などをしました。
心が完全に夫以外の男性に向いてしまいました。
未熟で幼稚な私に隠し通せるわけもなく、夫にはあっさりバレました。
私は責められて当然のことをしましたし、反省も後悔もしています。
他の男性への想いを断ち切り、罪を償って夫に尽くすべきであるのは分かっています。
ですがその後の夫の対応で夫への愛情がさらに冷めていってしまいました。
私の人格や人生を否定する言葉、脅すような態度、無理矢理体を触ろうともしました。
勢いよく非難したかと思うところっと態度を変え弱々しく言いすぎたと謝罪…。
私は強く非難されて当然のことをしたと思います。夫婦なのですから性的な接触を求められるのも当然なのでしょう。拒否する私が間違っているのだと思います。
しかしそれでも夫のそのような行為を受け入れることが出来ないでいます。恐怖感と嫌悪感が強いのです。
この先夫に対して夫婦としての愛情を持つことができないようにも感じています。
そもそもの原因は私です。悪いのは完全に私なのは分かっているのです。けれども一度抱いてしまった恐怖感と嫌悪感を拭える気がせず、離婚したいと思ってしまっています。
自分のしたことを棚に上げておかしなことを言っているのは分かっています。
夫は何が何でも離婚しない、一緒にいたいと言っています。
私自身は離婚したいと思っているはずなのに、部屋に一人になると、付き合っていたころ、結婚してすぐなどの楽しく幸せだった頃を思い出し、何で私はこんなことをしてしまったんだろう、と思うと同時に、男性への想いを断ち切れないままでいます。本当に最低です。
どんどん自分がどうしたいのか、どうするべきなのかわからなくなってきて気がおかしくなりそうです。
一体私はどうすればいいのでしょう。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

罪悪感を捨てる

拝読いたしました。

まず私が思うに、写真を交換されたそうですが、それがその人の本当の姿かどうか、あなたは確認をされていません。
なぜなら、その男性とは一度もお会いされていないのですから。

その男性を信じている、かすかさんには申し訳ありませんが.....
他人の写真の可能性は、充分にありますし、その方の身元すら分かりません。

恋をするのに定義などありませんが。
第三者の意見として書かせていただきました。

かすかさんは、ご主人の事を完全に嫌いになられた訳ではないと思います。
もし本当に嫌なら、付き合っていたころなど、過去の事も思い出したくはありません。

嫌になったのは、ずっと責め続けられること。
もう、悪い事をしたのは充分に分かっている上で、責め続けられている。
許してもらえない。
出口の見えないトンネル。
そうかと思うと、あなたを責める事を後悔し、しかしまた責めてくる。

ご主人は強いショックで取り乱されたとは思いますが・・・
怖くなり嫌悪感を抱いてしまったのが、あなたの本当の姿です。

責めれられて当然と思うのではなく、もうご主人に責められたくない、ご自身の気持ちを受け容れなければなりません。

ご主人から愛を感じられなくなったから、あなたもご主人に対し愛情を持てない。
それも原因で、お相手の男性への想いを断ち切れない。
もし、ご主人が寛容さを持って接しておられるなら、あなたの気持ちも変わっていたのではないか。
少なくとも私はそう思います。

ご主人が責めるのをやめればいいのですが。
過去と他人を変える事は出来ません。

かすかさん。
もう、罪悪感を持つのは終わりにしましょう。充分です。
もしご主人とやり直そうと思われるならば、対等にしっかりと話し合って下さい。
直接会っていない「最低ライン」は守っておられます。

五蘊盛苦。
ものに対する捉え方、感じ方、意志や判断は常に変化することで、それが人間の苦しみとなっているのです。

かすかさんは、その気持ちの変化の中で決断し、生きてこられました。

人間が決断したこと。
あなたが間違っているかどうか、大きく言うとそんなの分かりません。
罪悪感を捨てて下さい。

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時宗の寺院で住職をしています。 今の時代、お寺の在り方とは、僧侶とはいっ...
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質問者からのお礼

お返事ありがとうございます。
追加したいことがあるのでこちらに書かせていただきます。
写真が彼の本当の姿とは限らない、とのことですが、彼とはこのような関係になる前に、複数人で顔を合わせていますので、本当の姿であるということは事実なのです。
当時はただの仲のいい友人の1人だったので肉体関係はもちろんキス、ハグなどもありません。

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