息子の行動
以前も相談させていただき、ありがとうございました。
高一の長男への悩みがつきません…
友達がしょっちゅう泊まりに来るようになり、夜中までうるさくしていたり、我が家が溜まり場になりつつあるような気がします。私が注意しても軽く流すだけで…父親に言っても、とくに取り合ってはくれず。男だから、俺もそうだったし、等とあまり気にもしてない様子で。
最近は夜遅くに出掛けることもあり、出掛ける時は必ず一言言ってから出掛けるので、こそこそはしていませんが、やはり高校生という事もあり、色々心配になります。
大人になりつつあるとはいえ、まだまだ自分で責任も取れないのに、偉そうな事ばかり言って、私の話なんて聞く耳持たず…
今からまだまだ楽しくなる年齢なのは、私もそうだったので分かりますが、しかしあまりにも目に余るものがあり、どう注意したら、どう対応したらいいのか分かりません。
これから色んな経験をして、辛い事やめんどくさい事などたくさんあるのに、このままじゃ、逃げることを覚えてしまうような大人になるのではないかと不安でしょうがありません。
口うるさく言っても良くないと分かっていても、つい長男の態度、行動に一言言いたくなり…その都度、「ウザイ、キモい、消えろ、死ね」等暴言を吐かれ…もう心が疲れました…どうこの子と向き合えばいいのか、分からないです。
可愛さ余って憎さ百倍、今まさにそんな気持ちかもしれません。
まだ先が長い子育てですが、心が疲れました…私はこれからどうしたらいいのでしょうか?助けてください
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなた御自身の人生を歩んで下さい…
『まだ先が長い子育てですが…』この部分が引っ掛かりました。息子様はもう高1…子供ではありません。親としての務めはもちろんまだまだ続きます(幾つになっても、生きている間 子は子ですから)が、もう「育てる」という考えは捨てた方が良いと思います。
『「ウザイ、キモい、消えろ、死ね」等暴言』は、息子様への過干渉の表れではないでしょうか。あなたはそんなことない、と思っても、息子様は過干渉と受け取っているのではないでしょうか。
残念ながら、息子様はもう(表面的な、躾け的)言葉で言うことを聞かせる年齢を過ぎてしまったのです。あと、親の出来ることは「温かく静かに」見守ることだけです。そして、本当に息子様が窮地に陥ったときに全力で手を差し伸べることだけかと思います。
「窮地に陥る前にそうさせないのが親の務めではないか!」とお感じでしょうか。でも「息子様はあなたが言っても聞かない。止められると、余計にそのことをしたくなる」ような状況ではないでしょうか。
息子様の人生は、息子様自身で歩むのです…あなたには変われませんし、息子様に失敗をさせたくないお気持ちはわかりますが、人は失敗からしか学べない部分があります…それを人生経験・人生勉強と申します。
どうか息子様への「小言・説教」はもう止めて、「あなたに何かがあったときは私達親がどんなことがあっても支える…それだけ言っておくね」とおっしゃって、後はもう息子様に全て任せてみて下さい。
そしてどうあれ、多分あと数年の内に「息子様はあなた方の手を離れて巣立っていきます」。どうかそれ以降の「あなたの人生」をお考え下さい。
大切なのは『あなたがあなたの人生をしっかり生きること」です。
その姿を見て、子供は自分の歩む道を選び、そして自分でしっかりと生きていく様になります、
どうか御自身の人生をこそ見つめて下さい。振り返り、今後の人生に思いを定めて下さい…そんなあなたに仏様が寄り添い、支え続けます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。確かに私は過干渉なのかと思う時もありました。少し距離を置くというか、見守ってみようかと思います。
あなたの人生…私の人生、これから先を考えて子に恥じぬよう私なりの楽しみを見つけて生きたいと思います。