祖母を探す人形
初めまして。
私の神奈川にある実家では不思議な事がいくつか起きていて、その話を先日、見える友人と話をしていたところ
ある話の途中で「人形が見える」という話になりました。
長めのおかっぱ頭の、赤い着物を来た日本人形だそうです。
確かに実家にはその人形があります。
その子が今年の7月に亡くなった祖母の事が大好きで
置いて行かないで。連れてって。
と訴えているとの事でした。
そして、祖母が自宅で療養していた時。
亡くなる半年程前から女の子が顔を覗き込んでくる。と訴えかけていました。
親戚の見えていた子が当時「心配して見に来てくれているだけで、悪いものじゃないから平気」と言っていたのですが
やはり先日話した子も「心配して見に来た女の子はその人形」だと…。
なんだか可哀想ですし、祖母の事が大好きなその人形を祖母の元に送ってあげたいのですがどうしたら良いのでしょうか?
今、思いつくのは人形供養しかないのですがそれで良いのか分からず…。
もし人形供養の他にも良い方法がありましたら教えて頂ければ幸いです。
よろしくお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
見えたのは本当は何か?
お坊さんはそういう不思議な話の専門家ではないのでここで中々いい方法は見つからないかもしれませんねえ。
でもお話をお聞きすると、そのお人形さんはおばあさんが生きていらっしゃる頃からおばあさんの頭の中に現れることができたんだから、おばあさんが亡くなったって自分で会いに行けるんじゃないでしょうか?
ご友人が今も「人形が見えた」と言うのにはなにか別の理由があるのではないでしょうか?ここはその不思議な力を持つご友人とご親戚の子に最後まで責任を持ってどういう方法をとったらいいか考えてもらいましょう。
万が一、万が一ですよ。そのご親戚やご友人が、
「私にはできないけど知り合いにきちんとお人形をおばあさんの所に送ってくれる力のある人がいるんだ。でもそれにはお礼でお金を払わなくちゃいけなくって…」
なんていう展開になったらこの話はなかったと思って聞くだけ聞いてお断りしましょう。
おばあさんを心配する優しいお人形さんなのでしょう?八尋様がおばあさんの思い出と共に大事に保管なさってはいかがでしょうか?
それで気味が悪く感じるようでしたら、その見えてる正体は「お人形の念」ではなく「自分の思い込み」ということになってしまいますからね。
どうしてもすっきりしないようでしたらお近くの人形供養を扱うお寺にお伺いしてご住職さんにお話をしてみてください。
儀式を経ることで、「お人形の念」あるいはそういう形をとった「自分の思い」が浄化するということもあるでしょう。