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父の突然死

回答数回答 2
有り難し有り難し 28

去年の7月3日の朝に父が突然亡くなりました。まだ56歳という若さでした。前日の夜、一緒に夕飯を食べ、テレビを見る、いつも通りでした。私達が発見した際は既に冷たくなっていました。解剖をしてもらい、告げられた死因は虚血性心疾患でした。その日の晩の入浴中、これまでの思い出が次々に浮かび、涙が止まりませんでした。これからしたかったこと、二年後には一緒に酒が飲めるなとかお前が運転してるところが見られるようになるなとか、そういったことを言っていたのにもう二度と叶うことはないのかと思うとやりきれません。父はとても優しく、人の悪口は決して言わない、そんな人でもありました。
ただ亡くなる前は、冷たく接してしまい、今となってはそれが一番の後悔となっています。今でもふと父のことを思い出し、涙が出てきそうになることもあります。
今は毎朝、仏壇に手を合わせています。ただ父は許してくれるのか。そんなことも思ってしまいます。少し話を聞いていただきたかったので書かせてもらいました。拙い文章ですが、回答のほどよろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

温かい思い出を抱きしめて

あなたのお父さまと、
愚拙は歳が近いです。
なんだか胸がいっぱいになって、
涙ぐみながら読ませて
いただきました。
ありがとうございました。
歳も近いし、愚息はあなたより、
少し年上ですが、
重ね合わせてしまします。
だからこそ、
あなたのご尊父さまのお気持ちは、
痛いほどわかる。
予想外にこんなに早く、
往生してしまったけど、
あとに残された、
お母さんや、子どもは
大丈夫だろうか?
この一語に尽きます。
自分の命は尽きてしまったが、
そんなことはもういい、
みんな元気で明るく、幸せに
暮らして欲しい、
死んでしまったものは仕方がない、
くよくよしないで欲しい。
後ろ髪を引くようなことはするな。
お父さんのことはいいから、
お母さんを守って、
これから自分の行きたい道を
まっすぐに歩んで欲しい。
急がす、騒がす、
淡々と一歩一歩手前歩んで欲しい。
お父さんはそう思っていると、
思います。
笑顔のお父さん、
自信満々のお父さん、
元気なお父さん、
そんなお父さんの姿を、
しっかりと心に刻んで、
歩んでください。
ご多幸を心より
心から祈念します。
どうかお幸せに!
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏
南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

浄光寺の三浦康昭です。 くよくよと考えてもしかたがありません。明るく前向...
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拝読させて頂きました。
お父様はいつでもあなたや皆さんを見守り続けて下さっておりますよ!
確かに一緒にお酒を飲むことができなかった、車の運転もできなかったかもしれませんけれどもいつ如何なる時もあなたの身近で支えて下さることは間違いないのです。あなたとお父様のご縁はこれからもずっとずっと続いていくのです。
あなたを見つめ必ず導いて下さるのですからね。

お父様は仏様のもとで安らかになられます、そして一切なし苦しみもなくご成仏なさるのです。どうぞ安心してお父様への思いをご供養のお気持ちになさって下さい。
私もお父様のご往生を仏様に心から願いお念仏おとなえさせて頂きます。

南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

三浦康昭様
回答ありがとうございます。頂いた言葉を胸にこれからを生きていきたいと思います。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ