嘘をついた親を許せない
数年前、妻の実家を買う事になった際の出来事です。
売買契約はキチンと不動産会社を通して手続きはおこなったのですが、数ある引き継ぎ事項の中で、不動産に付随するシステムの補助金交付先を変更しなかったのです。それは売買契約にしっかり明記されており、いつ変更かと問い合わせると、「変更はしない」との返事。
結局、不動産会社から再度申し立ててもらい今は、契約通り済みましたが不信感は残りました。
人生での大きなイベントで、お互いが気持ちよく終われるように努めましたが‥。相手方からの謝罪も無いなかで、今後、良好な関係を築くことができそうにありません。
私はなかなか、人のミスを流すことのできない執念深い人間なのかと自問自答してしまいます。
懐が浅いと言われるかもしれませんが、気持ちの整理をどうつければいいでしょうか。
宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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嫌な気持ちになってまで関係を築く必要はありません
文面から察するに、相手方にはあたりさわりなく対応されたのだと私は思います。
その中で・・・
多少の不備や行き違いならまだしも、契約に明記されている事を知った上で、反故にしようとされたのですから。
ましてや、トラブルの元はお金の事です。
不信感が募りますね。
もう、あなたの中で答えが出ているのではありませんか?
相手方から謝罪があろうがなかろうが、もうこの問題は解決できない。
もうこれ以上、トラブルになるのを避けたいと。
人間関係に人一倍気を遣っておられるからこそ、相手に不備があった時、それを受け流すことができないのです。
執念深いのかと思い悩んでおられますが・・・
これは、あなたの良い面が作用した結果であり、マイナス面と捉える必要はありません。
自分の限界を越えてまで、何かをする必要などないのです。
嫌な気持ちになるくらいなら、距離を置いた方が、よほど建設的な関わりと言えます。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
人によっては、近い間柄だから多少の失敗は許してあげてもいいのでは?との話もありました。が、時間が経っても消化できませんでした。
今回、ご回答頂いたことが私の背中を押してもらえた感じです。実は自分の中に答はありましたが、それが是か非か迷っていたのです。
本当に、ありがとう御座いました。