回答 3
有り難し 51かなり長文です。良くわからなかったらごめんなさい。
私はたまに、何故自分がここにいるのかと考えることがあります。何か調べ事をしているときに、思考が飛んで考えることが多いのです。
普段生活していく中では別に死にたいとか、生きる価値がないとかはあまり思わないのですが、「何故この世界を感じることができるのか？」「どうして自分という存在がいるのか？」など、いわゆる社会で生きていくには不要なことを考えてしまいます。
私達が生きているこの場所は、よくわからないものが多すぎではないでしょうか。無知の知、ではないですが社会で生きていくためのことは生きる人それぞれが学んでいくのに、「人が生まれて、死んでいく」これについて全く知りません。
また、風水や占い、宗教といった「見えないもの」「よくわからないもの」について考えると、頭が痛くなってきます。（私だけかもしれませんが）そしてそのうちまあいいか、などと思えてきます。例えば、真理とか、人の本心とか、死後の世界とか。
考えるほどに何もわからない、知らないことが次々出てきます。勿論知らないことが良いこともある、という言葉がある様にそれを知らなくても一生を全うすることはできます。しかし、それではどうして人は、生物は生まれ続けるのか。技術や文明は発達しても人の心なんて同じ種族である限り中々変わらない。（個人レベルなら別ですが）
それに、「どうして自分が存在しているのか」と書きましたが、仮に輪廻転生なりして記憶を消して新しい命になって生まれ変わるのだとして、何故そんな仕組みなのか、どうしてこの場所だったのか。知ることはできません。それならば何故、命は廻るのか。何度も繰り返すのか。
この様に、何か目の前の世界だけが全てではないと感じると、とても恐ろしく感じます。救われたいとか、そうゆうわけではないのですが、この命は、世界は、宇宙は一体どこへ向かっているのだろうと。命が手と手を取り合って生きているわけでもなく、短絡的ですが、いわゆる「ハッピーエンド」には程遠い気がするのです。
長くなってしまいましたが、自分一人で悩んでもしょうがないと思い、質問をさせていただきました。どうか皆さまのお考えをご聞かせ下さい。よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
世界は永遠なのか？それとも始まりや終わりがあるのか？
世界は無限なのか？果てがあるのか？
自分という存在の生命と肉体は同じものか？別々のものか？
修行すると死後どうなるのか？
お釈迦さまはこれらの問いに対し、こう答えました。
例えばあなたの目の前の人が毒矢で射たれたとしよう。もし「矢じりの形状は？弓の素材は？どんな人が射った？その人の出身地は？それらが分からないうちは矢を抜けません」などと言っていれば、あっという間に毒が回って被害者は死んでしまうだろう。議論しても何の解決にもならない議論というものがある。そんなものに心を惑わされず、無視して正しい修行をせよ。
ヒトにとって納得できないということはそれ自体がストレスです。そのストレスに晒されてついつい考え込んでしまう…でもそこで悩んだところで何の解決にもならない。それが2500年前にお釈迦さまが出した結論です。
世界がどこへ向かうかではなく、自分自身がどこに向かうかを問いましょう。
あなた一人がそう問えば、あなた一人分、世界が善くなります、
一人一人がそう問う世の中になれば、世界もそんな方向に進みます。
rekziaさん、こんにちは。
そうです。多くの人がそれに悩み、哲学者がそこに答えを出そうとしてきましたが、お釈迦様は違いました。そして、そのように悩む弟子に「毒矢の譬え」をお示しになりました。ネットで検索すると詳しくあるので読んでみてください。簡単に説明すると、答えを見いだせないものに悩むよりも、今の現実をしっかり受け止めて、まずかそこから生きなさいという考え方です。
rekziaさんも、ぜひ身の周りから解決していきましょう。一つ目は掃除からです。それをしっかりやる。そして少しずつ広げていって、自分の生活をしっかり作っていきましょう。そこから多くの先達の教えを守り実践し、自分の心を作っていきましょう。難しく考える必要はないのです。大きな宇宙もまずはあなた一人の場所から始まるのです。
合掌
拝読させて頂きました。
動物も植物もそのようなことで悩んだりしません。ありのまま与えられ条件の中で生きようとします。
あなたがそう思われるのは人の身として生まれたからでしょうね。
宜しければあなた自身の人生を通してその問いに答えを出していってみてはいかがでしょうか？
それにはお釈迦様が生きて考えに考えて出された答えや真理である仏教の教えが大変役にたつのではないでしょうか？
様々な教えを受けて或いはあなた自身が生きていく中で様々な経験を積んでいかれる中で答えを見つけ出してみて下さいね。
はい、そうですか、すぐわかりました、というものではないでしょうからどうぞ腰を据えてじっくりと自分の人生の中で取り組んでみて下さいね。
大慈様、回答ありがとうございます。
無期について簡単に調べさせていただきました。どうやらこの質問はあまり良くないものだったようですね・・・。
本当におっしゃる通りです。自分の悪い癖なんだな、と思うようにします。
Kousyo_Kuuyo_Azuma様、回答ありがとうございます。
自分で答えを出す・・・。難しそうですね。でも理解する、答えを得るってそうゆうことなのかもしれませんね。
染川智勇様、回答ありがとうございます。
こういった考えが出来るのも、今生きているからこそですものね。周りを綺麗にして色々なものが見える様に頑張ってみます。
