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神様は嫉妬するのですか?

回答数回答 3
有り難し有り難し 62

夜分遅くにすみません。

お寺ではなく、神社についての質問になるのですが、どうしても気になるので、ご存知の方がいらっしゃいましたら、回答をお願いいたします。

先日、姉と初詣の話しになり、あたしは毎年夫婦である神社に結婚する前から初詣に行っていると話したところ、数日して姉から
「そこの神社は女の神様だから、男女で行くと、嫉妬して別れちゃうんだよ!」
と、わざわざ嫌味のように連絡してきました。

私達夫婦が行ってることを知っていて、まるで私達はすぐに別れてしまう、長続きしない夫婦になっていると言わんばかりに話され、正直腹ただしい思いをしました。

そこで気になったのですが、神様、または神様のみならず、仏様なども、性別があるのかもしれませんが、それによって、女性の神様なら男女でお参りをすると嫉妬をして、二人を引き離す。
なんてことあるのでしょうか?

回答して頂けたら、嬉しいです。
よろしくお願いいたします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

アレな(´・ω・`)

あぁ、なんかテレビでも言ってましたね、そんなこと。
でもさ、ワタシ思うんです。

なんでその女の神様がずーーーっと独りだって決め付けてんの?

今は彼氏の神様いるかもしんないじゃん。
誰か見たことあんの?神様のこと。
神様寂しいってツイートすんの?
文春砲とかFRIDAYとかで分かるもんなの?
分かるわけねぇじゃん。

普通に考えてそんな風に決め付けるのがイッチバン怨まれますわね。
もしホントのことだとしたらなおさら怨まれますわね。

だいたいさ、女の神様なら嫉妬して男の神様なら嫉妬しないとか、女性差別だよね。
ぶっちゃけネットでお坊さんの結婚叩いてるの、大概オッサンですからね?
「坊主ですら結婚できるのに、なんで俺は結婚できないの?」って。
男女問わずリア充は「おい坊主、とっとと結婚して跡継ぎ産めやコラ。俺or私の子の代、孫の代に差し支えるじゃねぇーか」って遠回し遠回しに言ってくるモンですからね?

やっぱね、話の筋ってモンが通ってないっスよ。迷信でしょ、きっと。
いや、そう思いますけど実際のとこは知りませんよ。正しくは神職さんに聞いて下さい。

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曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み)。仮面系お坊さんYouT...
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神様には煩悩があるが、仏様には煩悩がない

嫉妬は怒りの煩悩です。
仏様というのは、ブッダ(仏陀、真理に目覚めた者)のことです。
真理に目覚めて悟った方はに、怒りの煩悩がないので、嫉妬もしません。
つまり、仏様には嫉妬の感情がないのです。

一方、神様は、人間よりはレベルの高い生きものですが、たいていは、まだ煩悩が残っているのです。

だから、神様は嫉妬する可能性がありますが、仏様は嫉妬しません。

ちなみに、仏教にも神様はでてきます。
仏教徒が拝む神々は、仏教を守護する方々です。
また、お釈迦様が悟って仏様になられたとき、梵天という神様がお釈迦様(仏様)に対して、人々に教えを説くようお願いしたのだという言い伝えがあります。
嫉妬などの煩悩によって苦しんでいる神々にとって、煩悩をなくす方法を発見した仏様の教えは、とてつもなく有難い教えだったのです。

欲・怒り・怠け・プライドなどの煩悩は、悩み苦しみの原因になります。
怒らずに慈しむ(相手を可愛い存在だと思う)方が、ストレスは減ります。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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神様は嫉妬しません!

あおさん、こんにちは。

そんな風説、結構いろんなところでありますね。
そこは女の神様だからカップルでいくと別れさせるとか、たまに聞きます。

大丈夫です。安心してください。そんなことはありません。逆に、そんな嫉妬レベルのエネルギーの神様の力で別れるぐらいであれば、そのカップルはもともと別れる人だったのです。

二人の愛の力は、神様の力を超えているのですよ(笑)。神様はあくまでもその人の心を強くサポートするだけです。

そんな風説で心が揺れることのないような夫婦の絆を作ってくださいね。合掌

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質問者からのお礼

大慈様、願誉浄史様、染川智勇様

皆様まとめてになり、大変申し訳ありませんが、皆様丁寧な回答をありがとうございました。
いろいろな考えや意見などがあるとは思いますが、皆様に回答を頂き、私はいくら姉に言われたからとはいえ、姉の言うことはいつも嫌味ばかりですし、また嫌味を言ってきたくらいに、とどめておくことにしたいと思いました。

また、仏教にも神様がいることなど、今まで知らないことも知ることができ、とても勉強にもなりました。

本当に皆様ありがとうございました!

「神社・神様」問答一覧

神を信じられなくなって辛い。

カトリックですが、神父さんに相談しても解決しないので、こちらにおすがりしています。 数年前、ヒルティと言う偉人の書いた幸福論3部作に心酔しました。良い事も書かれていて非常に感銘を受けました。只、迷信も結構書かれていて、、書物や場合によっては人との出会いは導き、とか。人との出会いは導き、と言う事を信じてしまい、当時出会った人と結婚しましたが、タイプの方では無かったのですぐに苦しくなり、、やむ無く離婚を申し出て相手を非常に傷付けました。私もそんなひどい事を自分がした事に傷付きました。以来6年半経ちますが、神は何故こんな事をしたんだろうと、考えています。答えは勿論ありません。神を信じられなくなってしまいました。辛いです。神父さんとかは、その出会いにも別れにも意味があると言いますが、彼女の嘆きを見た私には、意味があったとは思えません。何でこんなひどい事を神はしたんだろうと悩み苦しんでいます。神は予定はしない、と神父は言うのですが、納得いきません。ヒルティが迷信を書いていたのを信じたのが悪かったと思っていますが、抜け出せません。どうしたらいいのかなぁ、、何卒宜しくお願い申し上げます。

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天部の神様と死について

こんにちは。表題の件について質問させて下さい。 忌中には、天部の神様を祀ってあるお寺に参ってはいけないという話を聞きました。 理由は「死は穢れで、特に聖天さんなんかは穢れを嫌うから」「天部の神様は人間に近いから、死を思い出させることで荒れ狂ってしまうから」「本当は神様はそんなこと気にしないんだけど、あなたが悲しいときに無理してお参りしなくていいよ、という意味だ」など、お坊さんによって様々なようです。 私も最近祖母を亡くしました。 祖母とは生前不仲でしたが、遺体を見ていると「生まれて生きて死ぬとは本当に大仕事で、この人はそれをやってのけたんだな。お疲れ様」と素直に見送る気持ちになれました。 死ぬのは怖いけど、それは死に際しての苦痛への恐怖が主であって、死自体はどんな生き物にも訪れるものですし、決して穢れではないと思うのです。 肉体が腐ることだって、微生物に分解され、本来なら動物や植物の糧になり、土に還るという尊い過程です。 何なら生きることより尊いと思うし、衛生管理のため仕方ないとはいえ、死んでまで化石燃料バンバン使って骨にして何の役にも立たない壺に収めて保管して、アホらし、とすら思いました。 そう考えると、「死は穢れだから」とか「天部の神様が死を恐れるから」という理由は、個人的にはあまりしっくり来ません。 人によって死への解釈や意見は違うものでしょうが、実際のところ、天部の神様にとって人間の死とはどういう扱いなのでしょうか? どうして忌中に参ってはいけないのでしょう? 現役のお坊さんの意見をお聞きしたいです。 よろしくお願いいたします。

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 最近、狐に呼ばれているような気がします。稲荷神社に参る必要性を感じているのですが、どこの稲荷神社に行けばよいのかわかりません。  20歳の時に初めて参り強く心惹かれ、なんとなく購入してきた狐のぬいぐるみを会社に居る間ずっとお世話させていただいていた京都の伏見稲荷大社が筆頭ですが、子供の頃に毎日通っていた千駄木の満足稲荷、今は両親の離婚に伴い縁のない実父の家が代々氏子を務める根津の根津神社内の乙女稲荷、生まれた病院の隣の湯島の花姫稲荷にも縁があります。現実問題として現住所が東京であるため、伏見稲荷大社以外でも失礼にあたらないのであれば、そちらに参りたくもあります。  また、昨年は自殺を考えるまで思い詰めたいた時期もあったのですが、その際に縁もゆかりもなかった女性に救われました。その方とは今は連絡が取れないのですが、不思議な人で、どうも今を思うと言動の節々や所作から、狐だったような気がしてなりません。ただ、この方は仏教系の荼枳尼天に近い気もしており、そうなると仏教系の豊川稲荷に行くべきかもしれません。  祀るにあたってリスクがあると言われる稲荷神ではありますが、それだけに失礼のないよう調査しており、また、この機会に一生祀る覚悟もあります。そうでなくとも、召喚には応ずるべきですし、もしも本当に自殺の間際から救ってくださったのがお狐様であるなら、お礼は言うべきだと強く感じています。故に、気軽に選択できずにいろいろ調べている現状です。  神仏には何かを求めるものではなく、あくまで個人の努力を応援してくださる存在として、私個人の思想と行動を中心に考えるべきということも重々承知しており、現実的な偶然を神秘的な問題と混同する危うさも理解しています。しかし、今回は、なんとなく重要な問題のような気がするので、心の問題というよりも、宗教学・民俗学的問題としての情報を求めています。  稲荷神の分霊に関して、総本宮である伏見・豊川の祭神と、それ以外の全国の稲荷神社の祭神は、神道系仏教系の同カテゴリの稲荷であればそれぞれが等しくどこからでもアクセスできるのか、派遣され憑いてくださるという眷属に関してはどのようなシステムで運営されているのか、全国の稲荷神社に参拝して信心を納めても良いものなのか、宗教学・民俗学に詳しい方がおられましたら、回答もしくは書籍の紹介いただけると幸いです。

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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ