これからのこと
私は未婚のシングルマザーです。
婚約者がいました。挨拶も済み、結婚の準備を進める中での妊娠でした。彼の家族(祖母と母)にはとても良くしてもらい、私の両親も彼のことが大好きでした。
私は医師から不妊体質かもしれないと言われており、彼も早く子どもがほしいと言っていたので、お互い同意の上で、妊娠がわかった時は二人でとても喜びました。
彼の家族に報告すると祖母は「おめでとう、早く式の準備をしなきゃね」と、言ってくれました。しかし、母親は電話に出ませんでした。その後、彼経由で中絶しろと言われました。その際、私からの連絡を祖母も母親も一切受けないとも言われました。彼は「この命を守る」「3人で頑張ろう」と、言ってくれましたが、実家に話に行った翌日に中絶しろと言ってきました。「君よりも今まで育ててくれた母親の方が大事だから」と。母親が反対した理由はわかりませんが、私のことを裏切り者、尻軽女、と言っていたと彼が勝手に話してくれました。勿論事実無根です。
また、母親は中絶経験者らしく、中絶を軽く考えた発言がありました。私は望んで授かった命に対してそのようなことはしたくないと伝えましたが、産むなら認知も養育費もないと言われました。その話の中で「自分が種無しじゃないことがわかってよかった」とも言われました。
その後、弁護士さんにお願いしましたが、妊娠を望んでない、親に挨拶してない等嘘を言われ、最後まで謝罪はありませんでした。それどころか、最後の調停で「子どものことは隠して生きていきたい」「職場にバラさないと約束しろ」と、言われました。
私は我が子に出会えたことに心から幸せを感じています。
誰かを恨んだり憎んだりすることに力を使うより、支えてくれる人たちに感謝の気持ちを伝えながら生きていきたいし、母として成長した姿を見せたいです。
ですが、ふとした瞬間に悔しさがこみ上げてしまいます。
そして、子どもは、これから成長していく中で、自分に父親がいないことを疑問に思う日が来ると思います。
子どもは父親に対する自分なりの想いを持ちますが、それは尊重すべきもので、私の主観を押し付けることは決してしてはいけないと思っています。真実を伝えることだけが必ずしも正しいことではないし、だとすれば、どのように‥‥。
これから私はどんな心構えでいたらいいのか、教えて頂きたいです。どうかお願い致します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたが母であり父なのです。(再回答)
みずいろのぴよちゃん、こんにちは。
つらかったですね。本当にひどい男です。同性からも殴ってやりたいです(笑)。
でも生むという素晴らしい選択をしましたね。良かったです。堕胎は簡単にいうほど簡単ではありません。リスクがあります。産めなくなることだってあるのです。私は逆にあたなは仏さま・ご先祖様に守られていると思いますよ。そんな男と結婚したら大変でした。苦労しているのは目に見えています。彼もマザコンだったのでしょう。あなたを守ろうとしない彼だったのですから最低です。今回の婚約解消は正解だったのです。
子供は父親がいないのは悲しい思いするかも知れませんが、シングルマザーで立派に育った子供はたくさんいます。あなたが父親の役もしなければなりませんが、苦労して育ててくれる母を見て、子供は立派な母親孝行の子供になるでしょう。また、子供も含めあなたを愛してくれる優しい男性も現れるかも知れません。あなたの努力次第で実は未来は明るいのですよ。
それまでは、仏さま・観音さまが、あなたの彼氏、子供の父親代わりです。子育て・生活の大変さに負けないようにがんばってください。私も応援します。つらい時はいつでも連絡相談してくださいね。合掌
※再回答
それは、前向きになれて良かったですね。
いつでもお寺に遊びに起こしください。あなたの県にも月3で行っていますので、都合があえばどうぞ!いつでも相談にのります。がんばって!
お子さんと共に
拝読させて頂きました。
大変辛い思い悔しい思いをなさったことでしょう、そして今でもそのことを思うと恨んだり憎んだりする思いが沸き上がってくるかもしれないでしょう。
あなたのその思いを心よりお察し申し上げます。
それでもあなたはその子に恵まれ、正しいご判断を自ら進んでなさって、素晴らしい出会いがあなたに訪れたのです。
そしてなにものにも代えがたい宝があなたに恵まれ大切な方とのご縁が結ばれたのです。
その素晴らしいお子様とのご縁は何物よりも強く大きく重く有難き幸せをあなたに恵んでいかれるでしょう。
怒りや憎しみのお気持ちもあるでしょうけれども、先ずは大切なその子と共にこれから素晴らしい幸せな人生を歩んで行く事に目を向けて下さいね。そしてお子さんと支えて下さる多くの方と共に幸せに歩んで行って下さいね。
あなたがお子さんと共にこれからの人生を心豊かに幸せに生き、お健やかにご成長なさっていかれます様心からお祈り申し上げます。
あなたとお子さんは必ず幸せに生きていきますからね。
再度拝読させて頂きました。有難いことですね!本当に素晴らしい恵みとご縁ですね!お子さんはあなたのお子さんであり神様や仏様に祝福されたお子さんです。私も染川さんも心からあなたやお子さんをお祝いし応援してますね!
皆さんに見守られてあなたとお子さんはもう幸せな人生を歩んでいるのですから!
質問者からのお礼
金剛座寺 染川智勇様
あたたかいお言葉を、ありがとうございます。
あちらの母親がシングルだったので、自分もこうなってしまったりしてとどこかで不安に思っていました。
でも、父親がいなくても立派に頑張っていらっしゃる家庭はたくさんありますよね。少し、視野が狭くなっていました。
どうするかの話をしている時に、「自分たちのおじいちゃんたちがきっとまだ早いよって言ってるんだよ。」と、言われました。私の祖父は3年前に亡くなりましたが、命を粗末にするような人間ではありません。望んでおきながらいらなくなったから消すという自分の都合を私の祖父の意思のように話すなんて、とても侮辱された気持ちになりました。思い出しては悔しい気持ちになっていました。でも改めて考えるとそんなことを言ってないどころか、守ってもらったんだなと思えます。
仏様が我が家の父だなんて贅沢すぎます。無敵です!
今回いただいたあたたかい言葉の数々を胸に、母として、そして性別を超えて父としても、成長していけるよう日々努力します。
子どもと明るく生きていきます。
子どもの年齢的にも、経済的にも、旅行ができるような余裕ができたときには、ぜひお参りに伺わせて下さい。
本当にありがとうございます。
一向寺 Kousyo Kuuyo Azuma様
涙が出てきました。
振り返ってみると、この子を授かってから、周りにいてくれる大好きな人たちとの絆は深まり、新たに出逢う人達は心から尊敬できるあたたかい人達でした。
いただいたメッセージを車内で読みましたが、目的の駅で降りると一人の女性が「向こうから見えて、ずっと立っていたから大変そうだな、何か一つでも荷物を持ってあげたいくらい。本当に可愛い、天使ね。」と、声をかけて下さいました。そして、すごく優しい声で「お疲れ様」と言って、ずり落ちそうになっていたストールを直して下さいました。すごく嬉しくて、涙がじんわり出てきました。この子がいなければ出逢わなかった人、感じることがなかった気持ちなのだと思ったら、本当に、この子は大きな幸せを恵んでくれていると思いました。有り難い気持ちで胸がいっぱいになりました。あまりにもぴったりなタイミングだったので、まるでこういうことだと憎しみに支配されそうな愚かな私に仏様が教えてくださったんじゃないかと思いました。
必ず幸せに生きていける、本当に嬉しいです。
子どもと明るく、楽しく、生きていきます。
子どもの年齢的にも、経済的にも、旅行ができるような余裕ができたときには、ぜひお参りに伺わせて下さい。
本当にありがとうございます。
お礼です。
4年7ヶ月前の書き込み。
その節はあたたかいお言葉をかけていただき、本当にありがとうございました。
息子が8ヶ月のときから二人暮らしをはじめ、親子二人三脚で生きてきました。
未熟さゆえにドタバタな日々でしたが、息子はすくすくと、たくさんの人に囲まれながら元気に育ち、来年は小学生です。
当時抱えていた恨んだり憎んだり悲しんだりする気持ちも日に日に薄れていきました。
大切な人たちとの絆はより深まり、仕事もさらに責任ある立場を任せていただき、生活はより安定し、本当に有難いことに何不自由なく、楽しく生きていくことができました。
そして、3年前に素敵な方との出逢いがありました。
相手の方も長くひとり親をしてきた方です。最初1年は私たちだけの関わりでした。
そのあと、子どもを交えた関係になることで色々と難しくなることもあるかと思いましたが、子ども同士とても仲良くなりました。子どもたちは本当にまっすぐでした。
生活拠点に少し距離があり、先を見越したとき、子どもたちの戸惑いや混乱を少しでも軽減するため、週末に会うための家を別に借りました。
みんなで一緒にいることが増える中で、子どもの方から「パパと結婚して」と、言ってくれて、そのあとは「パパにも聞いてきたけど、好きって言ってたよ!両思いだよ!!」と、恋のキューピッドにもなってくれました(*^^*)学校の国語の授業では息子についての作文を書いて発表してくれたそうです。
図書館ではステップファミリーをテーマにした絵本を選んで読んでいる、心の準備は万端!と、お義母さんから連絡をもらいました。
息子も会えない夜に涙が出てきてしまうほど彼親子が大好きです。
みんなで幸せになりたいし、みんなを幸せにしたいと強く思い、今年入籍、双方の子と養子縁組しました。
そして、新たな命も授かりました。
今は家族みんなで新メンバーの加入を楽しみに待っています。
先日、戸籍を見る機会があり、わかってはいてもなんだか凹んでしまったり、まだまだ未熟で至らない母で養母な私ですが、恵まれたこのあたたかい今に心からの感謝をして、今しかない目の前の毎日を大切に生きていきたいと思います。
改めて、その節はたくさんのあたたかく、勇気の出るお言葉をいただき、本当にありがとうございました。
いただいた言葉を胸に、ここまで強く生きていくことができました。