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糞人間

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今日も一人で仕事中、社内の誰かと話すこともなく、明日も一人で仕事中、日曜日も一人で仕事中、あ、お客さんとははなしたか。

取り敢えず一服してから頑張ろう、おっと危ない、今は管理者皆集まって休憩中だ、もう少し仕事して休憩にしよう。

何でいつもはこの時間じゃないのに、皆さん休憩中?
入った瞬間部屋が静かに、誰も何も言わず皆退散。

もういっそのこと殺してください。
何でこんな歳まで生きてしまったのか。
もっと早く決断できたろうに。
この先も此が続くのか、何で生きてるんだろう。
いやもしかしたら明日はあの人が話しかけてくれるかも、そして明日も一人で仕事中。

もしかしたら明日は、なんてもうどうでもいいのではないか?
もう十分ではないか?
もう今さら何か取り戻そうとしなくても、ただ今が終われば、なのに明日も一人で仕事中。

明日会社に誰もいなかったら良いのに。
どうせ一人なら、誰の顔も見たくない、誰の笑い声も聞きたくない。

何で生きてるんだろう?何で死ねないんだろう?
こんな人生で何で生きてるんだろう?
今まで何を考えて生きてきたんだろう?
早く死んどけよ。

あ、頑張らないと納品間に合わない、今月厳しいな。
あ、先月も厳しかったな。

何をやってるんだろう?

いい歳して、神様か誰かが無条件に助けてくれると思っているんです!

ちょと早くしてくれませんかね?

と言うか、何でまだ生きてるの?

早く決断しないと。

何でまだ?

明日も生きてるの?何で?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

糞人間がクソを自覚したらクソな世界が美しく見える

過去のご質問とあわせて拝読しました。ずっとお悩みですね。

神様か誰かが無条件に助けてくれるような劇的ドラマティックなシンデレラストーリーはないでしょう。それに期待してもその時は訪れません。

今の会社で10年以上勤められていらっしゃいますが今の状態がある日突然一夜にしてできあがったわけではないでしょう?少しづつ色んなものが積み重なって今に至ったのではないですか?

だとしたらそこからまた改善するのも突然世界がガラリと変わるなんてことはありません。
「なんだこんな意味のない事」と思われるようなことでも継続していく中で徐々に変わっていくものではないでしょうか。

以前のご質問のお礼でご自分から話しかけてみたとおっしゃっていましたね。最後は無視されたとのことでしたが、そっけない返事でもたとえ無視でも、笑顔で挨拶し、言葉をかけ、御礼や謝罪をすべきときはするなどコミュニケーションをこちらから取り続けることではないでしょうか。
確かにそれはこの10年の積み重ねである今の状態からはじめることはものすごくしんどいことだと思います。
ですからどうしても無理ならば環境を変えるとか、あるいはもう仕事は仕事と割り切って淡々として、職場以外での関係を求めるかでしょう。

あなたが生きる世界はあなたの目を通して見えている世界なのであなたが変わらない事には世界は変わりません。
神仏とは世界を劇的に美しいものに見せてくれるのではなく、自分中心にしか考えられない自分の姿をハッキリと見せてくれる存在でしょう。神仏の教えやはたらきにより、その自分の愚かな姿に目が向いた時、自他の存在を認める目が開き、世界の見え方も変わるのではないでしょうか。

ここhasunohaを日記のように利用するユーザーさんもいます。話す相手がいないことはやはり辛いです。世界の見え方が変わるまでそんな利用法をしてくださってもかまいませんよ。

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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質問者からのお礼

ご回答有り難う御座います。
仕事が忙しくお礼が遅くなり申し訳ありません。

ご回答にあるように世界の見え方が変わるまで、
また書かせて頂きたく思います。
何せ話す相手がいませんもので・・・。

質問(愚痴)させて頂いてから、今までとにかく忙しく
また、誰にも相手にされず、頑張って仕事をこなしていましたが、残るのは憎しみだけで。

不思議ですね、私の知っている人間に何人か鬱で
自殺された方がいます。
結婚し家族があり、連絡を取り合い、飲みに行く友がいた人間です。
もちろん私は、彼らがどれ程悩み苦しんでいたかわかりませんが、
私から見てとても社交的で、誰かに愛されている(誰かに愛されたことのある)
私が持たないものを持っている、とても人間らしい人たちでした。
そんな人たちでも、心を病み、苦しみの中で死んで行く。
なのに私は、誰からも嫌われながら
毎日毎日、休みなく、地獄へ出勤し、ここに愚痴を垂れ流しながら生きている。

きっと私が、はまった沼の深さは膝下で、溺れる事がないのでしょう、きっと一歩踏み出せば抜け出せるのかもしれません。
でも私はもうずっとここにいます、此れからもここにいるでしょう。

どうかまた愚痴を書いた時は、宜しくお願いします。
ここでのご回答が、私の唯一です。

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