中学生娘友達関係 再度
すみません。また前回と同じような相談です。
部活で女の子3人です。娘がこの頃AちゃんとべったりしているのがBちゃんにとって辛く、Bちゃんは、先輩やクラスの友達やお母さんに、「私は外されている。」「Aちゃんは大嫌いだ。」「そんなAちゃんと一緒にいる娘も嫌だ。」「2人で自分の悪口を言っている。」と相談しているそうです。今日は、クラスの友達から、「AちゃんともBちゃんとも仲良くしなきゃダメだよ。特にBちゃんといる時間を増やさないとダメだよ。」と言われたそうです。それで、娘がBちゃんと話そうとすると、今度はふきげんそうに「なに?」と言われたりして、かえって話しづらいそうです。たぶんBちゃんは、娘がAちゃんを離れて自分のところにずっといることを望んでいるのだと言います。
結構大変な状況にあるにも関わらず、娘は平気で、悩んでいる様子もありません。たぶん自分が一人ではないからでしょう。私はそんな娘に腹が立ち、Bちゃんの気持ちも考えるように言うのですが、娘は、Bちゃんが、自慢ばかりしたり、話しかけても不機嫌だったり、自分勝手な面が嫌だと言うのです。
3人で仲良くしてほしい。でも、3人とも我が強くて自分の事ばっかりで、うまくいきません。ただ、Bちゃんが、苦しんでいるのは事実で、何とかしたいと思うのです。Bちゃんのお母さんも、私と同じく過保護な方で、前回同じような感じになったときも、電話がありました。今回も、そのうち電話があると思います。でも、親同士で話してもうまくいかないと思うのです。
前回同じようなことでここで相談したとき、もう中学生なんだから子どもに任せて見守るべきだとアドバイスいただきました。それはよくわかっていて、そうしなければいけないと思います。でも、不安で心配でどうしようもありません。娘が良くないことをしているのならやめさせたい。子どもに任せていたら取り返しの付かないことになるのではないか。と考えてしまいます。
過保護なのは分かっています。どうすればいいでしょうか。すみません。自分の気持ちをどう処理すればいいのかわからず。また相談してしまいました。すみません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたはあなたの人生を生き、輝けるものになさって下さい…
『過保護なのは分かっています。…自分の気持ちをどう処理すればいいのかわからず…』とおしゃっていますね。御自身で答えは出ているんですね。
娘様は中1とのこと…まだまだ友人関係も割と流動的なようではありませんか。あなたは娘様に最低限「みんなと仲良くする」「人の悪口を言わない」「友人の悪口を聞かされたら、悪口に乗らずに、『あなたはそんなふうに思うんだね』と相手を受け止める」等を伝えたら、それ以上は娘さんに口出ししないようになさってはいかがですか。またお友達のお母様からの相談についても「ウチは娘に(上記の)こうこうこれだけは守るように伝えて、それ以上は任せることにした」とお答えになってはいかがでしょうか。
娘様のことがご心配なのは本当に良く分かります。でも、このままだとあなたは娘様を「支配」してしまうことになるのではないか…と心配になります。娘様の人間としての成長を阻害してしまう結果になることを恐れます。
これから娘様は社会に出ていきます…それこそ、人間関係・お金のことなど数多の問題に突き当たることになるでしょう。そのすべてにあなたが関与し、解決することは不可能です。ですから、今のうちから娘様には御自身に起こる問題に対処する訓練が必要なのです。それ無しに「あなたの庇護の下から、突然社会に放り出す」ことの『残酷さ』(言葉が過ぎたら申し訳ありません)はご理解頂けますよね…。
親業なんて所詮「可愛い子供を無償の愛でもって、手塩に掛けて育て上げるもの…何の為? 自分の手から旅立たせる為、独立し離れさせる為に」という全く割に合わない仕事です。
どうか、いつか離れていく娘様の人生ではなく、あなたはあなたの人生を歩んで下さい。あなたがあなたとして為すべきことをなさって下さい。母親以外の「妻」「社会人」としての人生を歩むように努力なさって下さい。
娘様はあなたをじっと見ていらっしゃいます…あなたが「輝く人生を送っている」姿を見せれば、娘様はきっとあなたと同じように輝こうと努力されると思います。
あなた方御家族を仏様がじっと見守っていらっしゃいますよ…ご安心を。
質問者からのお礼
ありがとうございます。あきれるほど過保護な母親の相談にお答えいただき、申し訳ないです。
娘は、学校に行きたくないと言い出しました。Bちゃんがまた教室で別の友達に話すのではないか、そのうち私は、クラスで悪者になってしまうのではないか…。
話をとにかく聞いて、冷静になるように話しました。
親も子どもと一緒に勉強ですね。お答え、読ませていただき、とても前向きな気持ちになりました。ありがとうございます。