hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

兄と同居

回答数回答 1
有り難し有り難し 11

昨日飼っていた飼い猫が亡くなりました。
1年半前に亡くなった母と一緒に飼っていた猫です。

母はすい臓癌になり、胸をえぐられる様な思いを私と兄に残してこの世を去りました。
母の言葉は兄を助けて一緒に生きなさい。との事でした。
兄はずっと関東にいて、帰って来たのは父が亡くなった時だけです。兄は普段から働くのが嫌いな性格で、色んな言い訳をして仕事を辞めていきます。
それだけなら良かったのですか、地元に帰って来た時に「猫が汚い!!」と怒りだしました。
そして私と猫は日の当たらないエアコンのない物置の様な部屋に追い出されました。
兄はエアコン付きの部屋で、万年床の横にティッシュの山や缶ビールの山を築き上げて暮らしてます。一周忌の時は喪服姿の親戚達に、兄の部屋の掃除をさせてしまいました。

去年一年は兄の仕事も定まらずだし、母が兄を助けてと言った手前食費以外の電気代等費用は面倒見ました。しかし、兄は相続する土地もあるのに私は無いし、一人でいずれは生きて行かないといけなし…今年から兄に電気代等は出してもらってます。

しかし何か気に入らないようで、私が楽しくしてると凄く気に入らない様子でいつも猫の事で因縁をつけてきます。
兄に何かを言われる度に怒りと恐怖で体中が一杯になります。何故かはわかりません。いつか殺意が出て事件になったら…と思い別々に暮らす事にしました。

新しく住む家を探してた矢先に飼い猫に旅立たれました。もう一匹いるのですが、生きる支えが亡くなった様で辛いです。家を出て暮らす事に自信が無くなってます。

私は母の言葉を無視して、家を出てもいいでしょうか?


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いいですよ・・・自分の人生です。

〈兄を助けて一緒に生きなさい〉というお母様の「ご遺言」を正直に守っておられた・・・あなたは優しい・律儀なお方です。
でも、いつまでもお母様の言葉にこだわることはありません。お母様はキットあなたの仕合わせも願っていたはずです・・・。
お兄さんの世話をなさっていたようですが、そのことを感謝してないご様子・・・。いつまでもお兄様の「犠牲」になる必要はありませんよ。
仏教では❝独生独死独去独来(どくしょうどくしどっこどくらい)❞といって、所詮、最後は「一人ぽっち」だよ、とも教えています(だからこそ友達なんかを求めるのですが…)。
お兄様もそれが本当に分かったら、あなたにも優しくなると思いますが・・・。
とにかく一度しかない人生です。独立して、あなたの人生を歩んで下さい。亡くなった猫ちゃんはお母様の所へ往ったのです。寂しいでしょうが、もう一匹いる猫ちゃんと「新しい生活」を始めて下さい。
最後に一休さんのご遺言;心配するな、何とかなる。合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

質問者からのお礼

ありがとうございます。
丁度今日不動産を見に行く予定の所だったので、飼い猫の死に母からのメッセージがあるような気がして不安でした。
母は病気の初期の頃は兄とは別に暮らしなさいと私に伝えてました。兄と同居か別居、どちらが母の本音だろうと考えてました。
前に進もうと思います。母の事をずっと考えてたんですね。私も兄もずっとその事を考えてたと思います。母の辛かった思い出を全て捨てて前だけ向いて、絶対心から笑える日が来る事を信じて前に進みます。本当にありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ