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親の縁

回答数回答 2
有り難し有り難し 17

親と絆と呼ばれるような強い縁で結ばれている感覚が分かりません

テレビやドラマやその他もろもろで親子の絆をよく取りだたされますがイマイチ分かりません

親子の絆というものはなんでしょうか?

血を分けたと思えないほど容姿も性格も好みも合わず家族の和に私だけ入れていない気がします

母は私のことがきっと嫌いなのだと思います
子供の時に作文で賞をとった時など金にならない賞は要らないと跳ね除けられました

兄は褒められていたのに

親子の絆ってなんなんでしょう

記憶の中で抱きしめてもらった記憶も笑顔を向けてもらった記憶もないです

教えていただきたいです


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

後からゆっくりと見直してみれば

拝読させて頂きました。
親子のご縁は生きる中で大切かとは思いますが、やはり親子それぞれに違いがあるでしょうね。
両親から生命を頂いて、一緒に生活し育てられながら成長していきますから人生の中の前半は親とのつながりはやはり大なり小なり大きいですよね。
そこから成人して独立していくのですから親子のご縁を足がかりにしていることは間違いないでしょう。

年齢によっても成長する過程によってもそのつながりの大きさは違いがありますし、亡くなってみて初めてわかることも少なからずあるでしょう。

私は両親とは離れて暮らしていましたので、なかなな実感できなかったところもありますが、やはり両親が亡くなってみてその存在の大きさが改めて実感しました。
父や母がいなければ自分は存在しないですからね。今の状況はなかったのですからね。

あなたも今どうこう無理に考える事もないでしょうからふと思い出した時に振り返って考えてみてはいかがでしょう。

少なからず親は子を様々な形で支えて見守っていてくれますので。

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Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

お二人のお言葉がそれぞれ胸の1番奥にずしりと感じました。

昔から兄ではなく私を見てほしいと思っていたり逆に話が合わないのだから話しかけないで1人にしてほしいと卑屈になったりと不安定な自分に怯えていましたが焦らなくてもいいのかもしれない

少しずつ距離を縮めていつか縁が結べればいいかもしれない
結べなくても自分の娘にはきちんと縁を結んであげようと少し前向きに考えられるようになりました

ありがとうございます
合掌

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