食前の「頂きます」について。
お店とかに行くと食べる前に子供と大人が「頂きまーーす」と言っていた方がおられました。
私はそこがダメだなと思い、食べる前にきちんと落ち着いて「頂きます」と言うのが正しいと思います。地球の資源は有り難い事です。
笑いながら、楽しみながら「頂きまーーす」と言うのはいけない事でしょうか?
お坊さんは何故、食べる前に落ち着いて「頂きます」と言えるのでしょうか?
過去に悪い事をした事はすべて閻魔大王様の前で懺悔しました。過去の反省を生かして善行と徳を積む努力をしております。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
【方便力】・・・指導力
”お店とかに行くと食べる前に子供と大人が”
いい大人が一人ではしゃいでたらちょっと異様かもしれませんが、子どもが一緒にいたんですよね?だったら、別にそれでも良いのではないでしょうか?言わないよりは、はるかにマシでしょう。
言い方が気に入りませんでしたか?でも、それは大人が子どもに調子を合わせてやっていただけの事でしょう。相手の機根に応じて、つまり相手の状況や能力に応じて自在かつ柔軟に指導方法を変化させていく事を仏教では【方便】といい、その指導力を【方便力】と申します。
子どもはなぜ「いただきます」と言うのか、まだロジカルに理解できないかもしれない。でも、ごはんを食べるときは「いただきます」と言うべきであり、身につけさせておくべき礼儀であり、それを躾けるのは大人の役目だと思います。しかしながら、躾だからといって、例えば頑固な姿勢で子どもに怒鳴りつけたりひっぱたたいたりして強要すれば、子どもは「いただきます」という言葉にトラウマを感ずるでしょうし、逆に楽しい雰囲気の中で自然に口をついて出るまでに習慣づけてあげれば、苦なくそれを身につけられるでしょう。
あまり形にとらわれずに・・・。
そうですね・・・。
さはさりながら、「頂きます」を一切言わないで食べる方(特に大人)・・・、結構多いですよ・・・(笑)。
おっしゃるように「頂きまーーす」と〈笑いながら、楽しみながら(ある意味ふざけたように…)〉いう人、いますね~。
しかし、小生、見た目はどうあれ「頂きます」「ご馳走様でした」と言えるのは立派だと思います。他人様のことは気にせず、あなたが心のこもった「頂きます」を言って下されば、それでよろしいかと・・・。
ちなみに、十分ご存じだとは思いますが、「頂きます」は「(お肉さん・お魚さん・お米さん、あなたの命を)頂きます」です。と同時に、「あなたの命を頂かなくては、私は生きていくことができません。すみません、許して下さい」の❝慚愧(ざんき)心❞が籠っていなければいけません。
当然、「美味しくない」などと言って、食べ残すようなことは絶対あってはいけません・・・。
最後にお坊さんの中にも、黙って食べる人・・・時々いますよ・・・😢。合掌
質問者からのお礼
お礼が遅くなりました、すみません。
回答をありがとうございました。
少なくてごめんなさい、以上です。