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地元の呪縛と、しつこく誘ってくる昔の知人に疲れ果てています。

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接客業をしているのですが、学生時代の友人が常連客で、再会した私を何度もお茶に誘ってくるのが、内心でとても困っています。

その人はとても良い人なのですが、困っているのには根深いワケがあります。

私は住んでいる地元を憎んでいます。
昔県外で数年暮らしたのが主な原因で、今でも時々県外に出かけるようになってから、どんどん拍車がかかっています。

日本の中でも特に閉鎖的・保守的で『世間様』のお伺いを立てるような風習が根強い地域です。
当たり前ですが若者はどんどん離れていっています。

地元に戻って来ざるを得なかったことと、県外に出て生活できないのには家族関係が関わっています。
長年ずっと試行錯誤しカウンセリングでも繰り返し相談してきましたが、結局『県外で生活することは不可能』という答えしか導き出せませんでした。

悩んだ挙句、割り切るしかないと悟ったので、ここで生きる以上、仕事とやむをえない用事以外は極力外に出ず、貯めたお金で月に一度は頑張って県外に逃亡する。
そして昔の知り合いとは意識して縁を切る。
という選択をしました。

周りの地元に根付いた人たちは「お金持ちね~」などと嫌味を言ってきますが、私の悩みは誰にも相談できるものではないので、なんとかそんな人の言葉に耳を傾けちゃいけない。と歯を食い縛ってます。
こういう生活の中で何度も誘ってくる昔の知人。

当然その人は私の事情など知らないですが…私は勤務先も知り合いと会いたくないために、わざわざ家から車で片道1時間以上離れた所を選んでいます。
それなのにそんな職場にも地元の呪縛があり、疲弊しています…

「家からここまで来るのは大変だから」と断れば「じゃあ私があなたの住んでる所に行く」と言ってきたり何度断っても誘ってきて…

良い人だし昔は仲が良かったしお客様なので邪険にできません。
また仕事は飲食店のような慌しさがなく、お客様とのコミュニケーションも大事な業務でもあるので、忙しいからとその場を立ち去ることができない雰囲気です。

今は何とか誘われるたびに理由をこじつけ断っていますが、どうして迷惑と思っているのが分かってくれないのか、大人しくマジメな方なのに物凄く押しが強いので、今後どうやって断ればいいのか悩んでいます。

相手を傷つけずに諦めてもらう、良い方法はないでしょうか…。
地元の呪縛から解き放たれたいです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

難しいと思います。

こんにちは。「相手を傷つけずに諦めてもらう、良い方法はないでしょうか…。」
仏教というのは、基本的に「この世には苦しみがあります。苦しみというのは、思い通りにならないことを指します」と説きます。
 「傷つけずに諦めてもらう」言葉としてはよく聞きますが、「断念する」という意味では傷つかずにはいられないのではないかしら。
 仏教でいう「明らめる=物事が成り立っている仕組みを見極める」ことができれば、それによって自分の行動を変えられる(もう誘わなくなる)かも知れませんが、「見極める」のを嫌がれば、それも成り立ちません。

 ですのでね。
 まずは、その「接客業」のお店で相談するのが最初だと思います。それこそいろんなケースがあり、お店としての基本的な方針も知ることができるでしょう。私たちが何か言って、あなたが一人で解決しようとするよりも、身近で同じ立場の方も巻き込んで解決を目指した方がよいのではないでしょうか?
 正直、「どんな言葉を使えば最小限のダメージでいけるか?」は探し得るとは思います。けれど「接客」の内容にもよるわけです。
 まぁ、最後は「別の店に流れる」こともできるでしょう。
 けれど、最初に言ったとおり、「思い通りにならないことがある」というのは、あなたも同じく「明らめる」べきことなのですよ。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

質問者からのお礼

回答ありがとうございました。
やっぱりうまく逃げる都合のよい方法なんてないですね。
ご指摘いただいたように、身近な人に協力を得ながら、避ける方法を試行錯誤していきます。

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