欲がない
ジャック無回答/40代
回答 1
有り難し 34
年をとるにつれて、色々な欲がなくなってきました。
例えば、出世欲、金銭欲、物欲、成功欲、自己成長欲。
これは、老化現象でしょうか、それとも人生を諦めてしまったのでしょうか?
仏教では、欲望を否定しているようですが、人は欲があるからこそ成長するのではないでしょうか?
欲がないので、やりたいこともなく、夢や目標もなく、時間だけが過ぎています。
欲望について、仏教の見解を教えてください。
また、夢や目標、欲のない自分が今後どのようにして生きていくと、幸せになれますか?
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回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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欲がないのは善い
欲(貪り)・怒り・怠け・プライドなどの煩悩は、
自分と他人の悩み苦しみの原因となります。
欲の煩悩が減ることは、悩み苦しみが減ることにつながる、善いことです。
ただし、欲の煩悩がなくても「やるべきことをやる」ことは可能です。
あらゆる煩悩を滅ぼした、悟った後のお釈迦様は、他人のお願いを聞いて、人々に教えを説く活動を亡くなるまで続けました。
お釈迦様には、欲だけじゃなく、怒りも怠けもプライドもなくなっていたから、他人からのお願いを身軽に気軽に引き受けて、高齢になっても旅を続けられました。
あなたも、自分の欲が減ったなら、今度は他人のために活動するステージに入ったのかもしれません。
自分と他人の悩み苦しみを減らすために、これからも心の成長は続けられると思います。
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有り難し
質問者からのお礼
ありがとうございます。
これからは、他人のために行動しようと思います。