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自分の将来に向けての選択肢

回答数回答 3
有り難し有り難し 12

こんにちは、たびたびご相談をしている「ささみ」といいます。
今私は、一人暮らしをしながら就活や国試に向けて勉強中です。

就活に関して、地元の企業を受けるか、あこがれていた東京で再び一人暮らしをしながら就職するか悩んでおり、親とももめています。

親は、地元に帰ってきて一緒に住んでほしいと言っており、東京での一人暮らしに猛反対しています。
私ももちろんその気持ちを汲んであげたいと思いながらも、東京への夢がちらつい諦めきれません。
なので、いま反対されながらも東京で就活もしています。(なのでまだ、決まってません(汗))

正直、将来、東京で一人暮らしをしながら生活していけるだけの経済力を持てるかどうかもわかりません。
こんな、「東京に行きたい」という身勝手な気持ちだけで、将来どうなるのかもわからず就活していることにも不安を感じます。
友達にも、内緒にしており親にも反対されているので、誰にも相談できません。

私自身、どうなったとしても後悔はないと思っています。
もし、お坊様なら「(自分の夢を捨てて)安全で現実的な選択」をしますか、それとも「(リスクはあると思いますが)自分の夢を追いますか」?

ぜひともご意見をお聞かせください。
長々と失礼いたしました、よろしくお願いいたします。m(__)m


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る

こんにちは。亀山純史と申します。

高村光太郎の詩に『道程』という詩にあります。その一節にある「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」とは、まさに私たちの人生で確かなことは、自分が歩んだ道であって、これから歩もうとするところに道はまだ出来ていないことを表しているでしょう。

私たちの人生において出来る道は、それがどのような道であっても、僕の後ろに出来た道、その道を「良し」としなければなりません。また、これから出来る僕の前にない道をどう切り開いて行くか。この僕の前にない道の切り開き方は、様々な因縁によって切り開かれていくわけであって、時として予期せぬ方向に道は曲がりくねるかもしれません。

ですから、安全で現実的な道が悪い訳ではありません。一方、リスクを抱えながら夢を追うことが悪い訳でもありません。大切なことは、「自分の後ろに出来た道は一方通行の道であって、逆走することが出来ない道であること」そして、「これから出来る道は(現実的な道であっても)様々な可能性を含んだ道であること」をよく認識したうえで、自分自身の道を見出していくしかないのでしょう。

以上が私からの回答です。悔いの無い人生を歩むことをお祈りいたします。

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有り難し
おきもち

hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧...
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拝読させて頂きました。

あなたがお悩みなさるのももっともなことです。

先のことは誰しもがわかりませんからね。

私としてはあなた自身が自分で考えて判断なさって後悔ないように生きていくことが先ず大事だと思います。

あなたの人生ですから人からああだこうだ言われて振り回されてやむを得ずに決めたことは後悔するでしょうし、人のせいにしてしまうものです。

ですから少なくとも人のせいにして生きるような選択はやめるべきことかと思います。

あなたにはこれから未来が開かれているのですし、希望や期待や目標もあるでしょう。同時に不安もあるでしょう。

そのことを踏まえてしっかりとご自分のお気持ちに正直になって判断なさって下さいね。

あなたの未来がこれから素晴らしいご縁や経験に恵まれて心身ともに充実した毎日となりますようにと心からお祈りさせて頂きます。

そしてあなたを心から応援させて頂きますね!

頑張って下さいね!

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

皆様のご意見本当に参考になりました。ありがとうございます。

>Kousyo Kuuyo Azuma 様
回答していただきありがとうございました!
自分の気持ちに正直になることが大切なんですね、私は人の意見に流されて過ごしてきました。自分の考えが本当に正しいのかわからず、今のこの就活にも言えることです。
ですが、後悔はしたくありません。Kousyo Kuuyo Azuma 様のおっしゃる通り自分の気持ちに素直になろうと思います。
就活頑張ります!ありがとうございました。

>亀山純史様
回答してくださりありがとうございました!
「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」この言葉すごくなるほどと思ました。
どちらの選択肢も悪いことではない、決めるのは自分自身であり私の生きた道であると思いました。戻ることのできない一方通行の道を自分の後悔の無いような道にしたいと思います。
教えていただいた言葉を胸に、私の将来にむけて頑張りたいと思います!

>柳原貫道様
回答してくださりありがとうございました!
そうですよね、私が自分で選ぶこと大切ですよね。
選んだ選択肢が将来どうなろうと、私の選んだ道であり、ちゃんと後悔の無いように背負いたいと思っています。将来、働いて「こんなはずじゃなかった」と言わないように自分でしっかりと選びたいと思います!

どのご回答もとてもはげみになりました。
やはり、後悔の無いように自分で選ぶことが大切ですよね、将来どうなるかわかりませんが私は私の進みたい未来に向かって頑張りたいと思います!
本当にありがとうございました!

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ