この問答を娑婆にも伝える
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
幸福とは何かを考えよう
幸福とは何でしょうか?同じことを経験しても、良かったと思う人もいれば悪かったと思う人もいます。
たとえば、浸水で車が壊れてしまったときに、「車が壊れてしまった。なんてツイてないんだ。」と思う人もいれば、「命は助かったんだ。車ぐらいで済んでよかった。」と思う人もいるでしょう。
また、質素な食事にしかありつけなかったとき、「何でこんな粗末な食事しか食べれないんだ。私は不幸だ。」と思う人もいれば、「お腹は満たされるし、餓死することもない。私は恵まれている。」と思う人もいます。
上を見ればキリがありません。今現在の状況が、『本当は恵まれている』と自分で感じることができれば、どんな状況でもあなたは幸福でいられるでしょう。
幸福とは何か? その幸福のレベルを一度見直してみて下さい!!
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有り難し
たくさんの教えがあるのですが、例えば。
私たちは多くの錯覚の中で生きています。
目の錯覚、耳の錯覚、鼻の錯覚、舌の錯覚、体の錯覚、心の錯覚。
その錯覚を、これは錯覚である、と気がつくことが、苦しみを取り除くことになり、幸福を感じることにつながるのです。
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有り難し