回答 2
有り難し 12こんにちは。
以前の質問でも書きましたが、私は発達障害と鬱病を抱えています。
発達障害は生活する上であまり気にならなくなってきたのですが、
鬱病は悪化する時期があり、苦しいです。
鬱病を発症してから、自信がなくなり、性格がすごく後ろ向きになってしまいました。
自分ばかりが悪く見えます。
世の中のことに対して不満に思うことも増えました。
きっと、子供の頃から親に言われた自分の悪いところを受け入れて生きていたのでそれが染み付いた結果なのだと思います。
でも、すごくつらいです。
褒めてもらえたことを素直に受け取れないのは失礼だとわかっているのに、すぐ「どうせ…」と悪い方向に考えてしまいます。
毎日毎日暗い気持ちになるばかりで、最後にはいつも死にたいなぁと思ってしまいます。
どうすれば明るく前向きな気持ちで生きられるのでしょうか。
心療内科に行く前に、一度お坊さんのお言葉を聞きたいなと思い質問させて頂きました。
宜しくお願い致します。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
こんばんは。亀山純史と申します。
「どうせ、わたしなんて。」の「わたし」って、どんな存在なんでしょう。発達障害と鬱病を抱えている存在？では、発達障害と鬱病は、あなたの命そのものですか？そうではありません。心は鬱で病んでいても、命そのものは病んだりしないのです。（「命を大切にしなさい」は「心を大切にしなさい」ではありませんよね。命は心を支える大きな働きと言えるのではないでしょうか。）なぜならば、あなたの命は仏さまの命の海から頂いたものだからです。「みんな仏の子」なんです。だから、みんな尊いのです。「前向きに生きたい！」というあなたの心を、仏さまから頂いた命、そしてその命のみなもとの仏さまはしっかり受け止めてくださっていますよ。
拝読させて頂きました。
あなたが今まで生きてきて辛い思い苦しい思いもなさってこられたでしょう。そうした中で今の人生や生活を見た時にそう感じてしまうこともやむを得ないかもしれません。
とはいえよくよく周りを見回してみるとその様に悩み苦しみをもっていらっしゃる方々は沢山おられることにも気づくと思います。
あなたはそのような方々の気持ちを理解することができるでしょうし、その辛い思い苦しい思いをかかえていらっしゃる方々に寄り添う力を秘めています。
あなたは決して独りで生きているわけではありませんし、皆さんがそうなのです。
ですからその辛い思い苦しい思い共に分かち合いながら共に乗り越えていくこともできるのです。
あなたには沢山の秘められた素晴らしい力があります。
そしてその力をこれから役立てて生きてく事もできるのです。
例えば社会福祉の為にあなたの力をほんの少しでも役立ててみてはいかがでしょう。
悩み苦しむ方々とともに気持ちを分かち合いながらお互いを尊重しあうことができるのではないでしょうか。
一度心療内科で診察を受けてあなた自身の状況を確認なさってからその上でこれからの生き方をゆっくりと模索なさって頂きたいと思います。
繰り返しとなりますがあなたには沢山の力があるんです。どうかその力を他の方々にも役立ててくださいね。
あなたがこれから沢山の方々と共に分かち合いながら心豊かに生き抜いて頂きます様心からお祈りさせて頂きますね。
あなたを心から応援させて頂きます。
