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もっと気楽に生きたい。

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有り難し有り難し 5

小さい頃から、"家族が事故にあったらどうしよう" "これを食べて体調が悪くなったらどうしよう" "私の発言や行動で、相手の人に嫌われたり迷惑をかけたりしたらどうしよう" という考えが強く、先の不安ばかり考えてしまい【今を楽しむ】ということをあまりしたことがありません。
大人になり多少は良くなりましたが、3年前の職場でのパワハラやモラハラにより再発しました。

今はゆっくり休んでいいと旦那に言われ、甘えさせてもらっています。
感謝や幸せな自分ですが、先の不安ばかりが気になり今を生きている感じがしなくて辛いです。 旦那にも申し訳ないです。

もっと今の自分の人生を生きたいです。

2024年8月6日 8:40

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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

「どうしよう」を「最悪そうすればいいや」に

「何何が起きたらどうしよう」と想定すること自体は必要なことですね。
ただし、無闇矢鱈に怖がったりする(感情的になる)のはストレスにつながりますね。
「どうしよう」を「最悪の場合はそうすれば良いや」に変えましょう。
たとえば、「自転車になんか乗って人にぶつかったらどうしよう」を「最悪事故ったときはすぐに警察と保険屋に連絡すればあとはプロの言うとおりにすれば良いや」と思うのです。
「もしも体調が悪くなったら」も、「最悪入院してもそれでどこかの会社が潰れたりするわけでもないしな。まぁ会社が潰れても地球は爆発しないしな。」と考えるのです。
世の中に、絶対に必要なものなどありません。
人類だっていつかは滅ぶのだから、あなた一人が色々と気にしても大したことないのです。
浄土宗では、念仏すれば極楽浄土に往生できると考えます。
事故っても事故らなくても念仏すれば往生できます。
病気になってもならなくても念仏すれば往生できます。
働いても働かなくても念仏すれば往生できます。
善人でも悪人でも念仏すれば往生できます。
地球が滅びても滅ばなくても念仏すれば往生できます。
なむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶ

2024年8月6日 12:24
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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