回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それは幸福か?それとも苦悩か?
スッタニパータには、
「他の人々が『安楽(スカ)』であると称するものを、諸々の聖者は『苦悩(ドゥッカ)』であると言う。他の人々が『苦悩』であると称するものを、諸々の聖者は『安楽』であると知る。」(中村元訳)とあります。
現代社会における”悩み苦しみなく生きていくこと”とは一体どのような状態を指すのか、その定義を問うところからはじめなければならないのではないでしょうか。
まずあなたから
可能かどうかはまずあなた一人の悩み苦しみの解決からです。
あなたのお話をお聞かせください。
仏陀釈尊は悩める衆生に法を説かれました。その一人はあなたです。
まずはあなたから。
あなた一人が救われたら、皆の救いがそこに証されるのです。
浄土真宗の親鸞聖人は自分こそが最も救いから遠い者であるという自覚と、その自分が救われるからこそ誰もが救われるのだという確信をお念仏の教えからいただきました。
あなたも救われる教えが必ずあります。
さあ、まずはあなたから。
果たしてどうなのかな?
>全ての人が悩み苦しみなく生きていくことは可能ですか?
まずは、とうふさんご自身はいかがですか?悩み苦しみはありませんか。
私は、あります。些細なことでも悩んだり苦しんだりと・・・
でも、その中から、楽しみも喜びも、愛も生まれます。
この世は、相対の世界で成り立っているから、苦しみの反対も経験できるのでしょう。
すべての人が、悩みや苦しみがなかった、その反対も経験できないから、つまらないかもしれませんね。
でも、ひとりでも多くの人の悩みや苦しみを取り除く努力も必要です。
一瞬でも、ああ楽しいね。うれしいね。となるような瞬間を経験して頂きたいと思います。
すごく良い質問だと思います。
御質問有難うございます。私たちが生きていく中で悩み苦しみを持って生きておりますが、法覚寺さまもおっしゃておられる内容と同じなので、少し違う形ですが、阿弥陀如来さまの御慈悲によって、私たちは救われるのではないかと感じます。 合掌