趣味をやめたいです
趣味にお金をかけすぎてしまうことについて悩んでいます。
私の現在の趣味はいわゆる俳優さんの追っかけです。俳優さんに限った事ではないですが、趣味にハマればハマるほど、どんどんお金を出したくなります。今は特に俳優さん相手ということで、とにかく貢いであげたくなってどんどんお金を使ってしまいます。
しかし、私は学生で、ふと「学生の身分でこんなにお金を使ってしまって大丈夫なのだろうか」と思う時もあります。一応貢ぐお金は全て自分で稼いだお金で、生活費もアルバイト代から出しているのですが、貯金はできません。それがわかっていてもどうしても好きだから貢ぐことをやめられないのです。
やめるべきだという気持ちと、好きなことをやり続けたい気持ちの葛藤で悶々と日々を過ごしています。
この趣味をやめるべきでしょうか?このまま続けていてもいいのでしょうか?なにか一言頂けたら嬉しいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分が真に幸福になることで、相手をも真に幸福にする
亀山純史と申します。
相手にとって本当にうれしいことは、自分の生活を犠牲にしてまで貢がれることでしょうか。私はそうは思いません。確かに自分のことを思ってくれていることは、大変うれしいことでしょう。でも、自分のことを思ってくれている人が、自分のせいで生活を犠牲にしていると知ったら、少なくとも、私だったら悲しくなります。それは、「そこまでもして自分のことを思ってくれている」という感情よりも、「自分が原因で人の不幸を招いている」と感じるからです。
「自分が真に幸福になることで、相手をも真に幸福にすること」(仏教的には、〈自利即利他〉と言います。)が望ましいあり方だと思います。今の趣味をやめるべきか、と悩んでいる状態は、決してあなたにとって幸福な状態ではありませんよね。そして、そのような状態でお金を貢ぐだけ貢ぐことが、果たして、相手を真に幸福にするかどうか、考えてみてはどうですか。(無論、そのような状態にあなたがなっていることは、相手にはわからないことかもしれませんが…)
あなたが夢中になっている俳優さんが誰かは分かりませんし、その人がどのように思うかはわかりませんが、「もし私がその俳優さんだったら」、そして「(趣味の世界において)真に相手を幸福にするとはどういうことか」という視点で回答させていただきました。ご参考になさってください。
ブレーキをかける
俳優さんの追っかけということは旅費が相当かかるイメージがありますが熱烈なファンを持って非常に幸せな俳優さんだと思います。
ハマればハマるほどお金を出したくなる、ということですが1つの趣味に極端にハマり過ぎてしまうのでそういう状況になるのではないでしょうか、特に好きなものへの依存度が非常に高いのだと思います。
複数の趣味を持ち、どれが一番好きなのか選べないと思えれば「あれ行きたいけどあれ欲しいんだよなぁ、ちょっと今回は行くのは我慢しよう」と自然にブレーキをかけるうちに数か月後には別に行くほどでもなかったかな、という風になりませんでしょうか
それと恐らくその俳優さんによこさん1人が全く貢がなくなったとしてもそれなりの数のファンが居る方なら気付きもしませんし特に痛手でも無いかと思います。
お金をやたらかけて貢ぐよりも俳優さんが嬉しいのは舞台をされる方でしたらファンレターなりアンケートなりでその感想を沢山書いて送ってあげる方が余程気持ちが伝わりますし喜ばれると思います、貢いで喜ぶのは本人ではなく事務所です。
私は学生の頃に演劇サークルに入っていました。アンケートで自分のことが書いてあったとき、酷評だったとしても凄くうれしかったことを鮮明に覚えています、ちゃんと見てもらえていたんだと演技者として本当に嬉しい瞬間でした。
様々な手を使って最低限貯蓄出来る程度までブレーキをかけることが出来るなら続けてもいいと思いますが無理なら今のうちにやめておくべきです。
悩んでいる今がチャンスです。
どのくらいの追っかけなのかが見当違いでしたら申し訳ございません
質問者からのお礼
ありがとございました。
趣味は楽しむものだと思い出すことが出来ました。これからはブレーキをかけて、楽しめるようにしようと思います。