悔やんでも悔やみきれません
先日母を亡くし、生きる意味を問い合わせた者です。先日はご回答をいただきありがとうございました。
あの後、母と同じ病気を発症したが、手術をして無事回復した方の話を聞きました。
母は心房細動という病気でしたが、入院したのが総合診療科しかない(ほぼ療養型の)病院でした。そのため心臓についての専門的な診察治療ができず、脳梗塞を発症し、最後は別の血栓が原因で急逝してしまいました。
同じ病気でもきちんと心臓専門の病院で診察して治療した方は完治したというお話を聞き、私もそういった病院で診察させればよかったと、悔やんでも悔やみきれない気持ちが湧きあがり、気が変になりそうです。この気持ちをどうしたらよいでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたが娘で良かった。それが、お母さんの想い。
そうですか。。。似たような話を聞くと、別の道があったのに、と。後悔ばかりですね。
あの時の判断が違っていれば、助けてあげられたかもしれないのに、って。
この世に、名医がいて、最高の治療をして〜
なんとか治したい、助けてやりたい、と思って当然だと思います。それだけ、大切な人なのですもの。でも、いつか、いつか、人は命を終えていきます。
同じ病気でも、その人はその人、皆、治癒していけるかは、誰にもわからないこと。
前回の質問も読ませていただきました。
お母さんが、あなたにとって どれほどの存在だったか。辛いですよね〜お母さんが居て、あなたの生活が動いていたのだものね。
これからどうしたらいいのか、どう生きていったらいいのか、あれでよかったのか、もっとしてあげれなかったのか、、、想いばかり募りますね。
ただね、お母さんは、今、どう思ってらっしゃるかしら。
あなたを責めておられるかしら。
悔しんでおられるかしら。
あなたが後悔して、また苦しんでいる姿を、心配なさっているのではないかしら。
あなたは、本当に、よく尽くしてこられたわ。
最後の最期まで、お母さんを、お支えされた。
こんなに、安心なことはなかったと思いますよ。
今は、まだまだ 悲しく辛いけれど、
いつの日か お母さんに会える その日まで、
後悔よりも、お母さんに ありがとうと伝えられる毎日にしましょ。
あなたが、娘で、良かったと、
お母さんは、そう想っておられますよ。
私も、一緒に、手を合わせますね。