強くなるには
私の問題は統合失調症からくる被害妄想です。道を歩いていて自転車に追い抜かれるだけでかっとなります。自身のこの問題。自分をしっかり持たねばとは思いますがかなりのストレスです。
座禅が趣味なのですが車が目の前でUターンしてもストレスを感じま
す。座禅をすれば肚が据わるとも言いますがなかなか禅定には入れません。
よく柳の枝にに雪折れなしといいますが柳の枝みたいに柔らかい心を持てません。ストレスを感じてもなにくそと思って頑張っています。どうしたらストレッサーに打ち勝つことができるのでしょうか。
人生って力技なんでしょうか。もっと優しく生きたいです。病気がら薬の服薬からくるものもあるのでしょうが人や自分に優しくなりたいです。
被害妄想がひどくて道を歩いていて自転車に追い抜かれるだけでかっとします。後座禅していても妄想はなかなかとれません。因みに女性とお付き合いしたこともありません。以上です
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたに合った法門を
”なかなか禅定には入れません”
座禅がご趣味だという事ですが、記載の症状から察するに、ちょっとしばらく中止をしたほうがいいかもしれませんね。曹洞宗の座禅なのか臨済宗の座禅なのかはわかりませんが、どちらもある程度心身の調子を調えた上で、きちん師匠の指導の下に取り組まないと危険な場合があります。仏教にはあなたの取り組んでおられる座禅以外にも、もっと安全で手軽にできるメソッドも各種研究がなされているので、あなたにぴったりのものを探されるといいと思います。
”どうしたらストレッサーに打ち勝つことができるのでしょうか”
世の中には「ストレス解消法」と銘打つものが山ほどありますが、おそらく現代日本においてストレスを解消するなどというのはどだい無理な話だと私は思っています。憎きストレスをやっつける、つまり『解消』してしまおうという考えこそが、じつはストレッサーだったりします。目指すべきなのはストレス解消ではなく《ストレスマネジメント》なのではないでしょうか。ストレスを溜め込み過ぎたり爆発させてしまったりすることのないよう適切に管理し、上手に付き合っていくことが大切かと思います。
”もっと優しく生きたいです”
”人や自分に優しくなりたいです”
大変結構だと思います。こう考えられる時点で、あなたはすでにかなり健康ですよ。
イラっとした気持ち、我(阿弥陀仏)に任せよ。
こんばんは。亀山純史と申します。
道を歩いていて自転車に追い抜かれたとき、車が目の前でUターンしたとき、心の中で「南無阿弥陀仏」と数回唱えてみてはどうでしょうか。「南無阿弥陀仏」とは、阿弥陀仏からすれば「阿弥陀仏に任せよ。」という呼び声であり、唱えている私からすれば「阿弥陀仏にお任せします。」という応答です。「イラっとした気持ち、我に任せよ。(阿弥陀さまからの呼びかけ)」「はい、阿弥陀さまにお任せします。(私からの応答)」ということが、「南無阿弥陀仏」の中に含まれているのです。
そして、優しく生きたいとき、決して、人生は力技ではありません。弱い自分を知っているからこそ、人に優しくできるのです。
以上が私からの回答になります。私自身、統合失調症についての医学的知識は持ち合わせておりませんが、少しでもお役に立てればと思い、回答させていただきました。