兄の死に対する心の持ち方
数年前にうつ病だった兄が自死してしまいました。
小さい頃から両親の仲がとても悪く、父親は無関心、母親は自分の思う通りに事が進まないと怒り狂い怒鳴り散らすという性格で、
ほぼ毎日両親の喧嘩、家庭内暴力を目にしながらとても居心地の悪い空気感の中を何年も暮らし、私もかなり参っていましたが、兄はより責任感が重く、病気になってしまったと思います。
当時は、病気であるにしても自分勝手に振る舞う兄の事が全く許せず、私は兄に優しく接することができませんでした。
家族も兄を心から理解しようとはできていなかったと思います。
そして家族の仲の悪さが根幹にある中、お互いに疲れきってしまった結果が兄の死に繋がったと思います。
その後私は結婚出産をし、現在子育てをしながら、人生で初めてと言ってもいい程の心穏やかな暮らしをしていますが、この頃色々な感情が頭のなかを渦巻いています。
兄が病気のまま今生きていたら、私は現在の暮らしがあっただろうか。
兄の死が良かったとは微塵も思わないが、どこかで精神的な辛さから解放されてほっとしている自分もいる。
家族の歪み、嫌い合う居心地の悪さ全てを兄が負って命を絶ってしまったのに、私はこんな平穏な暮らしを送っていていいのか。
兄の苦しみ、悲しみをもっと感じて生きていかなければならないのではないか。
何度も何度も夢に兄が出てきます。生きていたんだ!とその時は安堵しますが、夢から覚めた時の現実がその都度つらいです。
周りに相談できるような事柄ではないため、一人で考えては疲れ、考えないようにしては思い出しの繰り返しになっています。
どうかお知恵を貸してください。
質問者からのお礼
大忍貫道様
お答えありがとうございます。
糧にする生き方、それでいいのかと心が少し軽くなりました。
自分に優しくすることも大切にしていこうと思います。