拝むとは?
桃花女性/10代
回答 1
有り難し 5
よく分からないので、よろしくお願いします。
拝むとは、具体的にどういう事ですか?
辞書には、うやまって礼をすると書いてありますが
「ありがとう」という気持ちを持つことが拝むことにあたるのですか?
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回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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仏教の場合は「南無」
仏教で仏様などを拝むときは、「南無」の気持ちが基本です。
たとえば、阿弥陀仏という仏様を拝むときに「南無阿弥陀仏」と称(とな)えます。
「南無」は、元々はインドの言葉「ナモー」です。
南無は、「帰依」「帰命」と翻訳されます。
意味は、「尊敬します」「私の全てをお任せします」「頼りにしています」などです。
南無阿弥陀仏は、「阿弥陀仏さまを尊敬します」という意味です。
「南無三宝」という言葉もあります。
三宝(悟りたまえる仏、仏が教えたまえる法、教えを伝えたまえる僧)に帰依するという意味です。
仏・法・僧の三宝を拝むことは、仏教徒としての基本姿勢を表明することでもあります。
上記のように、仏教で拝むときは「南無」の気持ちが基本ですが、
それに加えて、仏様などにお願いごとをしたり、誓いを立てたり、祈ったり、「ありがとう」の感謝の気持ちの場合もあります。
例えば浄土宗で「南無阿弥陀仏」と言うときは、単に阿弥陀様を尊敬しますという意味だけでなく、阿弥陀様の力で極楽浄土に往生(来世に生まれかわる)させてくださいと願う気持ちもセットになります。
拝む体勢については、
合掌して頭を下げる拝み方や、正座から五体投地(額・両肘・両膝の5点を地面に着ける)して両手のひらを上に向けて拝むやり方もあります。
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