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SNSで人を傷つけてしまいました

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SNSで人を傷つけてしまいました。

具体的なことを書くと、特定されそうなので、書くことはできませんが、匿名で不特定多数の人が閲覧できるところに書き込み、相手に特定され、悲しませてしまいました。

書き込み内容は、友達を侮辱したのではなく、個人のマイナスな感想であり、侮辱発言はしてないため、誹謗中傷には該当しないだろうと弁護士さんから言われました。ただ、自分はなんてことをしてしまったんだ、どうしようという気持ちが大きく、食事も喉が通りません。自分がしたことは罪にならないか、毎日何度もスマホで法律のことを調べてしまいます。

悪意なく、心の中の声を呟いてしまったのですが、自分でやってしまったことに日々苦しみ、罪にならないかドキドキヒヤヒヤし、今頃友達はどんな気持ちだろうと何度も考え込んでしまいます。もうその子とは、二度と会うことはなくなり、縁が切れるのだろうなと思います。謝罪メッセージを送りましたが、相手はとても怒っており、このまま許されないのかなと思います。

この気持ち、どのように整理をすれば良いのでしょうか?法律違反したのではないかという不安が襲ってきて、何度もネットで法について調べる癖が収まらず、また人を傷つけたことへの罪悪感が大きいです。縁が切れてしまうのは仕方がないと受け入れています。

2024年11月6日 21:07

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

人はみな「修行」することで、育っていくもの

こんにちは。ランプさんが抱えている悩みは、とても深く、そして真摯なものですね。
人を傷つけたかもしれないという後悔と、それに伴う罪悪感と不安は、仏教で言う「心の波」のようなものです。
この波は、時に強く私たちを揺さぶり、飲み込もうとしますが、仏教の教えには、その波と向き合い、静かに受け入れるための知恵がありますのでご紹介させていただきます。

仏教では、この世のすべてのものは常に変わり続ける「無常」であり、すべてが他のものとつながりあっている「縁起」の教えがあります。今回、友人に謝罪をしたことで、あなたはできる限りの誠実な対応をしました。友人がその謝罪をどう受け止め、どう反応するかは、その人の心の波によるものです。たとえ今、縁が離れてしまったとしても、縁起により、また新しい関係が未来に生まれるかもしれません。まずは、自分ができることをしたと静かに受け止め、いつかそのご縁が変化する日が来るかもしれないと信じて、今は「待つ心」を養いましょう。

不安や後悔は、私たちを過去や未来に引きずり込みがちです。
けれども、仏教では「今ここ」に生きることを大切にしています。
これは、禅の修行で特に教えられることです。
不安が押し寄せるたびに、深くゆっくりと呼吸し、心が落ち着くまでそれを続けてください。すると、心の波が静まっていき、目の前の一瞬一瞬を大切に感じることができるようになってきます。それが「今ここ」を意識している状態となります。
ですので、不安に感じるときは、「今ここ」を意識してみてください。

長々と申しましたが、今回の経験は、ランプさんの成長への大きな一歩となるはずです。
誰もが、他人に対して何かしら傷をつけてしまうことはあります。けれど、それに向き合い、学びを得ようとする姿勢こそが、仏教で言う「修行」そのものです。
この「修行」の期間は誰にでも訪れます。もちろん私も色々と失敗しては「反省」をして生きています。ランプさんだけではありませんよ。
自分を責めすぎず、少しずつ自分を慈しみ、罪悪感や後悔の波とともに歩んでいってください。
心の平安が少しでも戻りますように、お祈りしております。

2024年11月7日 10:24
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有り難し
おきもち

我が身のほどをかえりみて

拝読させて頂きました。
あなたはSNS上で人を傷つけてしまったのですね、そのことを深く後悔なさっておられるのですね。詳細なことはわからないですけれども、あなたがとても悔やんでおられることは伝わってきます。お気持ち心よりお察しします。
具体的な内容がわからないので憶測でしか言えないですけど、やはり自分が発してしまった言動について真摯に向き合って悪しきことはしっかりと反省なさっていくことかとは思います。
一度発してしまったことや言動はなかなか消せないですし、心からあやまったとしても人を傷つけてしまったこともなかなか消えないですからね。
そのことをあなたは身をもって学んだのです。
ネット上で記載することはやはり一度落ち着いて見直してみることは大切ですね。
自分の発言に対して、そこで様々想像力を働かせてみて人がどう感じるのか、どう受け取るかをかんがみることは大切かと思います。

あなたがこれからの未来を自分のことや周りの人達のことを思いやり尊重し合い、皆さんと心豊かにご縁を深め合っていくことできます様に、我が身のほどをかえりみて真摯な態度で健やかに生きることできます様に切に祈っております。そしてあなたを心より応援させて頂きます。至心合掌

2024年11月7日 0:33
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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質問者からのお礼

温かいお言葉、本当にありがとうございます。なんだか心が楽になりました。この件は無事法的措置に至らず、解決しました。SNSの使い方には気をつけ、今後は二度と同じような失敗をしないように、これは一つの失敗経験として受け入れ、人に優しく貢献していきたいと思います!ありがとうございました!

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ