占いの結果に落ち込んでしまう時
夫と離婚すべきか、こちらで相談をさせてもらった者です。
ほんの軽い気持ちで占いに行って、とてつもなく暗い未来を聞いてしまいました。
どんなに努力しても、相手の難しい性格は変わらない、3年後に裁判沙汰レベルの大きないざこざがありそう、8年後には、家族は全員別々の道を歩き出す、、、と。
信じるも信じないも、まだ起こってもいないことですが、
何かを変えよう頑張ろう、と動いても、どうせ別れるさだめ、と思うと
今の辛さを乗り越える元気が出てきません。
どうせダメになるなら、もう頑張らないで終わらせた方が傷が浅いのか、と
思ってしまいました。
自分の思いだけでは、自分の力だけでは、相手の心は変えられないことはわかっているつもりでしたが
努力しても無駄かもしれない、と思うと
何も頑張れなくなりそうです。
この先、終わりが来る可能性が高いのは、占い抜きにしても、自分も少し感じています。
どうやって過ごしていくのがよいのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
(占いの)結果のみが、原因とは別に存在することはありません。
こんにちは。亀山純史と申します。占いに対しての賛否は、人それぞれであると思いますが、仮に占いを肯定した上での回答をさせていただきます。
あなたの占いの結果から、「どうせダメになるなら、もう頑張らなくてもいいのでは。」「努力しても無駄かもしれない。」という考えは、物事の因果論を否定する考えです。物事の結果のみが、原因とは別に存在するような見方になってしまいます。物事は、原因があって結果があるのです。
もしかしたら、あなたのそのような見方が、占いの結果に出てきたと言えるのかもしれませんね。
以上が私からの回答です。くれぐれも、占いに振り回されるような人生だけはお避け下さい。
心の中の幸せを他人は壊せない
あなたの心が幸せだったら、旦那さんがどうであれ、離婚するしないに関わらず、あなたは幸せでいられます。
外の景色に関係なく、部屋の中でパーティーをすることができるように。
心を幸せな気分にするテクニックを身につけましょう。
仏教には、そのようなテクニックがたくさんあります。
離婚するかしないかは、冷蔵庫の中の材料にあわせて何の料理をつくろうか、というようなことと同じです。
材料に合わせ料理を選ぶ必要はあります。
具体的な問題には、具体的な答え(選択)が必要です。
しかし、何の料理をつくったとしても、幸せな気分で食べられたら問題ないのです。
仮に裁判沙汰になっても、鼻唄を歌いながら裁判所に出かけていけたらハッピーでしょう。
裁判所に行くのも美容院に行くのも、たいして変わらないのです。
行くべきときに行って、やるべきことをやるだけ。
裁判沙汰になっても、心が幸せなら問題ありません。
質問者からのお礼
お返事、ありがとうございます。
心を幸せにしておく、という考え方に目からウロコでした。裁判所に行くのも美容院に行くのも、行くべき時に行って、やるべきことをやるだけ。そう思えば、確かにそうだ、とおもいました。
それから、因果のお話も。
私がどこかで、もうやめたい、あきらめたいと思っているから、占いにもそういったニュアンスが出る、ということなのですね。
深層心理ではそうなのかもしれません。でも、占いを聞いて、そうしよう!と体が動かない。気にしすぎてはいけないのですね。
弱っていて、つい自分の考え以外のことを根拠に、諦めたい気持ちが出ているのかもしれません。