きれいごと・・・ですか?
今日、個人事業主として開業してちょうど一年経ちました。
まったく異業種からの参入で無い無いづくしの出発でしたが、ありがたいことに同業の方から手一杯だから代わりにやってくれとお仕事を頂いたり関連する業種の方からお仕事を頂いたりしてなんとか乗り切ることができました。
今年は2年目に入ったので、去年お仕事を回して頂いた方からまた回して頂けるように努力しながら、自分でも大元の発注者の方から直接仕事を取ってこられるように、また自分自身も今年から発注する側の業種についてもスタートするので自身で仕事を作り出せるように頑張らないといけないなと感じています。
この内容を経営者の方の集まりで今年の抱負として話したところ、「最初は泥臭いこともやらにゃいかん、何をきれいごと言ってるんだ!!」と一喝されてしまいました。
正直一体何がきれいごとだったのかわからなかったので、ただ批判されるのを黙って聞いているしかなかくてかなり落ち込みました。
日を置いて考えてみると、実際はどうなのかわかりませんが新米のくせに自分で仕事を作り出せるようになんて言ったからかなというのが一番大きいような気がしています。下請けの仕事はしたくないというふうに伝わってしまったのかな?と思ったり…
以前勤めていた職場の社長やお世話になっている同業の大先輩から「仕事は人からもらうだけじゃダメ。発注する側に何かあったときに共倒れになる。だからそうなったときに立て直せるように自分で仕事を作ってきて自分に発注できるように早いうちからやっておきなさい。」と言われていたので事業をするうえですごく大事なことなんだなと感じました。
特に社長はとても尊敬していた方でしたので10年以上経ってもずっとあのとき会議室で話した光景が頭から離れません。
私の気持ちは去年のようにお仕事を回してもらうための努力も大事、自分で仕事を作るための努力も大事。その両方をしっかりこなしていこうという思いなのですが、ひょっとしておかしいのかな?と思ってしまいました。
そのあと一喝した方とじっくり話をしていないので真意はわかりませんが、朝から気分が沈んでいます…
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泥臭く
質問を拝見しました。
事業を軌道に乗せることはとても大変なことと思います。
まっさんに批判的なことを言ったた方々は「同業者の繋がりを大切にしなさい」と、いいたかったのではないでしょうか。
事業主同士の関係性は業種ごとに違うと思いますが、経営者の集まりがあるということは、緊密な連係があり、新規参入でも大事に育てるという気風があるのだと思います。
新規を受け入れる気の無い業種なら、仕事を回したりしないと思います。
まっさんの言葉のどこかに、仕事を回したりアドバイスをくれた先輩方の育てて行こうと思う心の底で寂しさを感じさせてしまった所があったかもしれません。
私もお寺の住職をしていますが、昔から「住職3年味噌食わず」という言葉がありまして、3年の間は馴染むこと意見を受け入れることに力を注ぎます。
まっさんも今年で2年目やることはしっかりとやらなければなりませんが、場に馴染むことも大切です。
3年の間は、周りの言葉をよく聞き信頼を得ることが大切です。
「泥臭く」とは、なりふり構わずガムシャラに努力しなさい、ということではないでしょうか?
会合での言葉は叱責ではなく励ましのと受け取って、昨年以上に周りに気を配って精進してください。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
思い返せば上手く言葉で表現できていなかったのかな?と感じています。
仰るとおり、横のつながりはとても大事だと実感しています。
横のつながりを蔑ろにしているような表現だったのかもしれないと思います。
新しい出会いもあったので周りとのつながりも大事にしながら頑張ろうと思います!