暴言の範囲について
私の知り合いにいつも暴言を吐く人が居ます。
その人は自身の母親を呼び捨てにするのは当たり前で、
母親を罵る事もあれば、ネット上の相手に罵倒している事もありましたし、私に対して何回も暴言を吐く事もありました。
思い切って「暴言をやめた方がいい」と意思表示をしましたが、
本人曰く、親への暴言は遊びや軽口で言ってるだけ。
私に対しても、一度も傷つけるような暴言を吐いた事はないと言っていました。
恐らく本人は、本当に遊びや軽口のつもりで言ってるんだと
思います。暴言に対する認識が私とズレているのかもしれません。
しかし、私はどうしても納得がいきません。
誰が言われても傷つくような事も言われましたし、
何より他人が暴言を吐かれていれば嫌になります。
私はどうすればいいのでしょうか?
暴言の範囲は一体何なのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
本人が暴言で失敗するしかない あなたは自分の心に向き合う
口は禍の元。
悪口や人が嫌がる言葉を言っていると、それってホントに本人にかえるんです。
人間の言葉は品位や品性に影響があります。
日頃そういう言葉を使っている人はそういう人間性・キャラになってしまうのです。
それをやればそのようになる。
その結果、あなたにも不快な思いをさせている。
他の人にも悪い影響を与えているでしょう。
そこに本院が気づかないことが問題なのでしょう。
若い頃は突っ張って乱暴な言葉を使いたがるものです。
なので、その彼のことを本当に思うのであれば、一、二回「彼の為に」「親友として」上手に忠告をすることです。
男同士ですからプライドのぶつかり合いもあるでしょうから、上手に伝えることです。
それでわからない場合は本人が痛い目を見ないと変わらないと思います。
口の悪さは彼の問題。
そこに怒りや不快感を覚えるのはあなたの問題でもあります。
あなたはあなたでそこを見つめる。
人の言葉で心が振り回されやすいという事は、人生で生きていく上でも乗り越えるべき課題です。
ちょっと深いことを言っておきますと、コトバというものはその言葉自体に悪い意味や負の意味があるのではなく、そこにさらに悪い意味を添えてしまう自分の心の作用こそが一番の問題でもあるのです。
問題は相手の言葉を問題にする自分にもある。
また、相手に問題を起こさせる自分の人間性にも問題があるのです。
みんな自分のことしかできませんからこそ、あなたはあなたのやるべきことをやりましょう。
①彼を親友として大事に思うのであれば、上手に伝えてあげる。
②彼の言葉や人の暴言に過剰に反応してしまう自身の心も問題にする。
③言葉そのものにポジティブネガティブが無い事を明らめる。
自業自得
拝読させて頂きました。
人を傷つける様な暴言や暴力行為をするものは罪を犯しています。
本人にとっては軽い気持ちかもしれませんがやられた方は心から傷つきます。
ですから自ずと人は離れていきます。
そして誰も相手にしなくなります。
その罪の報いを受けるのです。
因果応報・自業自得です。
その方があなたの思いや言葉を素直に受け止めて反省し謝罪して改善するならばご縁はつづくと思います。そうでなければご縁は続きません。
聞く耳を持たなければどんなにありがたい言葉も無意味ですし無力です。
「馬の耳に念仏、猫に小判」
です。
その方の言動や行いを冷静にみて「人の振り見て我が振り直せ」ですね。
自分はそのような悪業を為さぬようにと心掛けましょう。
質問者からのお礼
回答をくださりました御二人に御礼を申し上げます。
本当にありがとうございました!
丹下覚元様へ
生きていく上で為になる回答だと思いました。
回答にある通り自分は自分を見つめて、
そして、人を幸せにするような言葉を大事にしていこうと思います。
今はまだ無理かもしれませんが、頂いた回答を基に、
精進して、言葉を大事に出来る人間になりたいと思いました。
自分の心もちゃんと見つめます。
Kousyo Kuuyo Azuma様へ
心にある悪い物が洗われるような回答だと思いました。
仰る通り
軽い気持でもたった一言で相手を傷つける事が可能なのが「言葉」だと思います。
だからこそ、自分は良い「言葉」を大事にしていこうと思いました!
御二人の「言葉」で自分の心は救われました。
ありがとうございます!