ゴミ捨て場のお掃除、余計なことをしたのでしょうか?
こんにちは。
自分の住んでいる集合住宅のゴミ箱がカラスに荒らされて散らかっていました。
歩道にもゴミが散乱してひどい状態だったので、嫌だと思いつつそのまま放置するのも忍びなく、できる範囲で片づけました。
その話を夫にすると、「あなたが散らかしたように思われるから、そんな疑わしい余計な行為はしないほうがいい。トラブルになるから」と言われてしまいました。
友人に話すと、「うーん、自分も片づけないかなあ」と言われ、なんだか悲しく、自分のしたことがかえっていけないことだったのかと落ち込んでしまいます。
確かに、管理会社が契約している清掃会社の人がやってくれるとは思います。それが仕事だと言われたらそうかもしれません。
でも、散乱したゴミをその人が片づけるときに感じるかもしれない理不尽さや怒りのような悲しみのようなものを思うと、放っておけませんでした。
だったら自分がやろう、というのは自己満足だったのか?とか、トラブルに巻き込まれるって何?巻き込まれたらどうしよう?という思いがぐるぐるしてしまいます。
わたしがしたことは余計なことだったのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
他人を思える心の尊さ。
質問読ませていただきました。
最近は色んな事件も起きているので、下手に手を出すと怪しまれたり疑われたり・・・なんてこともありますよね。何とも世知辛い世の中だな~と悲しい気持ちになることもあります。
さてひまわりさんは、清掃業者の方がイヤな思いをするだろうとご自分で清掃されたとのことです。他人を思いやり自分の身を捧げるというのはとても尊く素敵な事です。
最近は自分さえ良ければ良いとか、自分の事ばかり考えてしまう方が多いように感じます。また、「ほっとけば誰かやるだろう」とか、他人任せにしてしまう方もたくさん見受けられます。
そんな中で、自分から進んで誰かのためにと思えるひまわりさんの心や気持ちというのは、とても素晴らしく色んな方に分けてあげていただきたいな、と心から思います。
その気持ちが周りに広がれば、きっと素敵な人間関係が築いていけるだろうし、希薄な人間関係がいつの間にかご近所が助け合うような雰囲気に変わっていくかもしれませんね。
ひょっとしたら自分で掃除することで、「あの人がゴミをまき散らしたのかしら?」とか、「何で業者がやってくれるのに掃除してるんだろう?変な人だな!」なんて噂もたつかもしれません。
しかし、「おはようございます。カラスがまき散らしてたけど、掃除したらキレイになって気持ちよくなりました!」なんて、同じ住宅に住んでる方に気持ちよく挨拶してみると、少しずつ見る目や態度が変わってくるモノですよ。
人と違うことをすると、どうしても目立ってしまいます。そして「出る杭は打て」とばかりに何かをしてくる人がいるのも事実です。ご主人はそこを心配されたのでしょう。
しかし、ひまわりさんは悪いことをしてるわけではありません。本当に素晴らしい事をされてるんです。
そのひまわりさんの素晴らしい行為・素敵な心で、杭を打とうとする人の心も変えてみて下さいね。それが出来れば、必ず素敵な人生を歩まれることでしょう。
何か少しでも参考にしてみて下さいね!
トラブルにならなければ良い
他人のためを思って奉仕活動をなさることは、布施行という修行に該当する尊い行いだと思います。
たしかに、世知辛い世の中ですから、旦那さんがおっしゃるようなトラブルになる可能性があるのかもしれません。
それは、他の住民の方次第だと思います。
また、他の住民の方と人間関係ができているかにもよると思います。
ほとんどの方は、あなたが善意で片付けてくれているのだと感じてくれるでしょう。
結局は、結果的にトラブルにならなければOKなのです。
人間にはプライドの煩悩があり、自分のやったことが正しいと思いたいものです。
しかし、旦那さんはトラブルからあなたを守りたい気持ちでおっしゃっているのかもしれませんので、冷静に受け止めるようにしましょう。
質問者からのお礼
願誉浄史様 ご回答をありがとうございます。おっしゃるとおり、自分のプライドという煩悩と、主人のトラブルから守りたい(わたしがかなりの心配性なのを案じてのことだと思います)気持ちがあって、そのふたつがぶつかったのかなと思えてきました。
すれちがえば挨拶はする程度の人間関係の希薄な集合住宅ですので、主人の心配な気持ちも理解できます。
自分の思いとは違っていても、相手の真意をくみ取る気持ちと努力は怠らないようにしたいと思います。
気づきを与えてくださったご回答をありがとうございます。
藤川 誠海様 ご回答をありがとうございます。あたたかなお言葉に、悲しかったり怖かったりしていた気持ちが、ほっとしたと同時にさわやかな気持ちになりました。
主人の言動にある本当の気持ちや考えを受け止めること、そしてそれを踏まえて自分のできる範囲で何か小さなことでも奉仕していければと思っています。
いただいたお返事に、藤川 誠海様の優しくあたたかな人柄を感じ、思い切って投稿してみてよかったと思いました。