人を見下す脱毛症小僧
人を見下してしまう。
容姿や能力や人格を人と比べて優劣をつけてしまう。
意味のないことだとわかっているのに無意識で、日常的に人のコンプレックス に関することを連想してしまう。
例えば、「肉」という言葉を見ると、知り合いの太っている人が浮かんできます。「整形」を見るとブスと思っている人の顔が出てきます。「ホゲ」とかで自意識過剰になったりして辛いです。
ブスやデブやチビなど心の中で毒づいてしまう。
前までは、他人の容姿等は見下してなかったのですが、最近見下すようになりました。
自分が脱毛症で髪の毛のないことをコンプレックス に
感じてることが問題なのかもしれません。
コンプレックス は差取れば感じないものだとわかっていますが、なかなか受け入れられません。
精神科や心理カウンセリングにも通いましたが、なかなか答えが見つからず生きているのが辛いです。
どうすれば、髪の毛のない自分を受け入れ、他人を見下さず生きていけるか知りたいです。お坊さんの力を借りたいです。よろしくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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「もうあきらめろ!!」
”自分が脱毛症で髪の毛のないことをコンプレックス に”
うん、きっとこれは当たりかな。
キミは他人を見下してしまうと悩んでいるが、じつは他人以上に自分を見下しているのではないだろうか。他人から脱毛症をからかわれて傷つく事への対策として、前もって自分で自分を見下しておくことで先手を打った事にしているんだろう。その上で、他人の粗探しをしては、自分のほうがマシと思いたいんだ。
”どうすれば、髪の毛のない自分を受け入れ”
そりゃあ、頭を剃るしかないだろう。
キミのハゲ具合がどれくらいなのかは知らんが、じつは周囲からは「もうあきらめろ!!」と思われているかもしれないよ?中途半端に生やしておくより、我々と同じスキンヘッドもしくはベリーショートヘアにすれば、身も心もスッキリさっぱりだ。
あとは、見た目以上に生き様だな。百人の女にキャーキャー言われるより、ひとりの男にすごいヤツだと言われるような「漢」を磨くしかない。
ハゲは本当にかっこ悪いのか?
佐藤さん、こんにちは。
10代なのに、頭に毛がないのですね。
若い時はハゲは笑われの対象であるのは辛いことだと思います。
私も中学生の頃、老け顔で笑われ、アイドルの顔にあこがれたものです。
でも、子供の頃に笑われるのは、子供の視野が狭いこと、価値観が狭いことにあります。
大人になると、ハゲは必ずしもかっこ悪いものではありません。
映画俳優であれば、ブルース・ウイルスやユル・ブリンナーなど、かっこいい俳優さんはたくさんあります。日本だと松山千春や渡辺謙・火野正平など、ハゲだからこそかっこいいという姿は、その人の生き方が反映するのです。
佐藤さんは、まだ十代ですから、まだハゲておらず安心しきっている人よりも先に、今から魅力ある人間作りを始めれば、大人になった時に、ハゲがコンプレックスではなく、他の友達より先に、あなたの個性、かっこ良さの一つになるはずです。
ハゲがあなたの魅力の一つになるように、そして、価値の一つになるように、あなたの人生を充実させて生きてみてください。合掌
質問者からのお礼
ありがとうございました