回答 1
有り難し 8カテゴリ間違いだったら申し訳有りません。
私が高校生の頃、生徒教師共に学年全体から疎まれていた教師が突然死しました。
その教師はセクハラ発言、時間があれば自分語り、自分ルールが横行しており、校長が何度注意しても直らない と言った問題行動を連発していました。
その教師が亡くなる数日前まで学年の一人の教師が、被害届を纏め、教育委員会に提出するべく書類を作成していた程でした。
学年集会で亡くなった事が告げられると、「早く●んで笑」とまで散々悪口を言っていた生徒達が泣いていました。
私はこの事に対し「今まで散々悪口を言っていたのに手のひら返したように泣ける感受性と協調性の豊かさが羨ましい」と友人の前で呟いていました。
この発言に対し、友人から「泣いている人を批判しているのは間違ってる」と指摘されました
私は人間も食パンも変わらないと思っています。
「食パンを食べたら無くなった＝胃に収容されたから 」であって「食パンは食べられるために生まれてきた 」訳です。
私は人間はこの世に生まれる理由は、死ぬ為に生まれて来ている と思っています。
いつかは死ぬのだから、人間は必死に生きなくてはならない、やりたいこともやりたい時にやらないといつかは死んでしまう と。
人間も「人が亡くなった＝死ぬ為に生まれてきたから」であって、死は誰にでも平等に与えられているものですし、当然の事だと思っています。
その人に関わってきた時間や感情、思い出が加味されて、改めて 「（人が亡くなって）悲しい」という感情が生まれるのではないかと考えています。
私はこのような考え方なので、明日道端ですれ違った人が明後日亡くなっても、悲しいとは思いませんし、泣けません。
だから、セクハラ教師が亡くなったところで、何も感情は湧きませんでした。
間違っていますか？とても歪んだ考え方をしているとしたら恥ずかしいので治したいのです。
お坊さんからの回答 1件
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拝
他人の悲しみを完全に理解することはできません
人が亡くなった時の残された方々にとって
怒りや悲しみの裏には様々なレベルのものがあります
しかしその感情の原因は一つです
「受容できない」(受け入れられない)という心の働きです
このお話、
貴女は先生の死をわりとすんなり受け入れられたけれど
お友達には受け入れられず涙を流し
貴女はそれを不満に思い苦言を呈されたわけですよね？
貴女自身は先生よりもよっぽど友達の涙が受け入れられなかったようですね
このお気持ちは理解できますが
もっと大きな物差しで物事を見ると世の中は更に輝いて見えます
笑いは点とお笑いの世界ではよく言われます
同じ様に人生も線に見えますが点の集まりです
どんな人間であれ誰かの役に立った点(瞬間)があるはずです
それがなんであるか他人には知るすべもありません
それを否定することは誰に出来ましょうか？
もし貴女に起こすべき行動があるとすれば
否定するのではなく他人の涙について注意深くなり理解しようとする事です
例えば先生からお友達にもしかしたら何気ない一言があったのかもしれないし
たまたま優しい表情をしてもらったのかもしれない
お友達の死に対する経験が少なくて単純に死に対する拒絶反応なのかもしれません
本当わからないもんですから
もしならごめんね教えてと聞いて見るのも手です
とにもかくにも貴女はこうして理解する努力をされている
死生観の成熟度はお年にしては素晴らしいと思います
合理的なものの考え方を好みきっと頭も良い方なのでしょう
ですが全く違う人の考え方に寛容になるべきです
ここを気を付けておけば貴女の素晴らしい人生が待っているでしょうね！
それともう一つ
世の中は亡くなった方も生きている方も不幸な人だらけです
仏教には供養という考え方があります
供えて養うとはどういうことかと申しますと
不幸な方のために善い行いをして
不幸な方の罪を軽くしてあげるのです
なんじゃそりゃと思うかもしれませんが
続けてみるととてつもない大きな寛容が貴女の中にに芽生えます
これが慈悲というものです
今度は貴女の周りには人が溢れるようになります
人生は死ぬためではなく
死ぬ瞬間まで多くの生き物と楽しく生きることでもあります
楽しく生きることがすべての霊の願いでございます
素晴らしい人生を
合掌
回答ありがとうございます
書き方が悪かったのですが友人は涙を流していません…すみません…
友人は何も口には出しませんでしたし表情にも表れませんでした…身近な死ではあったのでただショックだったとは思います。
どうしても他人の考え方に許容できない部分が私個人の中にあるので、もう少し広い目で見てみようと思います。
ありがとうございます。
