相談に乗るとき気をつけること
お坊様は、人の相談に乗るとき気を付けていることはありますか?
私は、「言い方」に良く悩みます。
人に「言い方を変えてみたらどうか」というのは簡単でも
いざ自分のこととして考えると難しく、自分本位にきついことを言ってしまいます。
お坊様方の回答を読むたび、私もこう言えたら、と本当に尊敬します。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分の考えをおしつけないこと
人の相談にのるとき、まずはちゃんと話を聞くことから始めます。できるだけその方が自分で結論や決意をされるように、そして私の考えを押し付けないように気をつけています。
話をしただけで安心あるいは満足される方もありますし、その方のペースを乱さないようにします。ついつい「それはちょっと違うでしょう?」と言いたくなる時がありますが、一通り話を聞いた上で、というスタンスです。
対面の場合は、あまり顔をみつめたら緊張されますから、ちょっとはずしたくらいか、斜めの位置に座ったりなど。
少しの手助けで、自分の考えが出てきたりということが多いし、最終的には、方向をつけてあげるくらいでしょうか。私自身、まだまだ未熟者ですから、上から目線にならないように自戒しながらお話しています。
平等利益
拝読させて頂きました。
あなた自身が素直であることが大切かと思います。
人を受け入れること、人の話を聞くことはなかなか難しいことです。
どうしても偏見や押し付けになってしまいます。
だからこそ偏りがなく平等に人に接して耳を傾けていくことが大事なことです。
なかなか難しいですけれども出来るだけ平等に人に接することを心がけていきたいですね。
質問者からのお礼
薫誉至誓 様
Kousyo Kuuyo Azuma 様
お答え、ありがとうございます。
言い方よりも、まずは謙虚さと心持ち、「話を聞く」ということが大事ですね…。
自分の思考が常に自己中心だと気づかされました。
自分の考えをおしつけない、
できるだけその方が自分で結論や決意をされるように、
自身が素直であること、
忘れず精進します。ありがとうございました。