夫と性格
2年前に、30年以上続けてきた会社員を退職し、現在は夫の自営業の手伝いとパートを掛け持ちしています。
夫は一見穏やかでおとなしい性格に見えますが、実は細かく、気も短いため、絶えず従業員や顧客に対して腹を立てる人です。本人は正義感が強いと言いますが、ただ狭量なだけだと私は思います。思ったことをそのまま相手に言ってしまうため、必ずトラブルになり、その度に私に「○○と話し合うから同席してくれ」と言ってきますが、夫が話すと事態が悪化するだけなので、結局私が間に立って話すことになり、毎回本当に辛いです。
夫には、もっと上手くやって欲しいと、結婚してからずっと言い続けているのですが、二言目には「君はその場にいなかったから分からない」「現場の苦労を理解しろよ」と、聞く耳を持ちません。それなのに私に意見を求めたがり、会社での仕事中に「従業員の○○がちゃんと働かない」「顧客の○○が腹が立つ」と、何度も何度もLINEを送ってくるので、最近では携帯が鳴る度に、心臓が痛みます。
また、仕事が終わると電話をかけてきて、1時間以上その日の愚痴を喋るので、家事が邪魔され迷惑です。帰宅して話してくれと言っても長々と話し続け、その後職場で寝てしまうため、今度は私が何回も電話をかけて起こして帰らせます。毎日この繰り返しで、完全に疲弊しています。
夫は仕事は優秀で、私も既に夫の仕事に深く関わっているため、従業員への責任もあり、今さら辞めることはできず、同じ理由から離婚も考えてはいませんが、最近では、この苦境から抜け出すには、夫が先に死んでくれるしかないな…などと思うようになり、病んできた自分を感じます。
今日も従業員の不満を何度もLINEしてきた上に電話をかけてきて、さらに上手くやるようにとの私の返答に、また「その場にいなかったくせに」と言うので、とうとう「じゃあ私に相談しないで!」と言って電話を切ってしまいました。今夜は、起こすための電話もしないつもりです。
事業のローンはあと10年あるので、この生活が10年以上続くのかと思うと、頭が変になりそうです。どうやって乗り越えていったら良いか、アドバイスをいただけると有り難いです。宜しくお願い致します。
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上手にかわすことを覚えていって下さい!
質問読ませていただきました。
ご主人の行動に悩んでおられるのですね。なかなか相手は自分の思い通りにはいきません。良いとこもあり、悪いとこもあるのですが、自分の心がマイナスに傾いているときは相手の悪いところばかりが目に付いてしまいますし、それが大きな負担になりますよね。
心中お察しいたします。
さて、まずは大切な事を押さえておかなければなりません。
それは、ご主人の性格だからこそ、自分の会社をここまでやってこれたということです。もちろんその性格故にトラブルもあったでしょう。しかし、逆にその性格を信頼して付いてきてくれた人がいるのも確かです。
目に余る部分の裏に、良い部分が含まれているということです。
冷静に第三者的な観点で見ると、ご主人のそういう部分がよく見えてくると思います。しかし近すぎると見えなかったりしますし、相手に不信感や不満を抱いている状態では、不思議と悪いところしか目に入らなくなったりもします。
ですので、まずは良いとこも悪いとこも見える冷静さを取り戻してみて下さい。
その上で、そのご主人にどう対応するかを考えていきましょう。
ご主人の性格について行けないが、責任感から退職や離婚を考えていないということであれば、ご自身の責任感を満たす部分だけに手を付けるようにしてみてはいかがでしょうか。
「これは自分の責任上ほっておけない」と思うのであれば、上手に対応して下さい。
「これはほっておいても大丈夫」と思うことはほっておけばいいのです。
もしくは、「聞く耳を持たない人とは話をしません」と突っぱねることも1つの方法でしょう。自分の意思をハッキリと伝え続けるということですね。
長年会社を経営し、いい年になられているのであれば、周りが何を言ってもその人を変えることは難しいかもしれません。よっぽど痛い目に遭って反省するような事件でもあれば別ですが。
ですので、自分がどうやって上手にかわすのかを考えてみて下さいね。
上手にかわすことが出来たなら、心に余裕が出来てくるでしょう。
そうなれば、ご主人を見る目というのも少しずつ変化してくるかもしれませんし、今の辛さも和らいでくることでしょう。
何か少しでも参考にしてみて下さいね!
質問者からのお礼
藤川様
ご回答ありがとうございました。
仰るとおり、夫にも良いところはたくさんあります。仕事は優秀ですし、顧客の方々からは信頼を寄せていただいています。従業員からも、これまでの職場の中で一番働きやすいと言われています。私も、その点は尊敬しています。夫は、日頃から私のサポートがあって仕事ができていると言ってくれていますが、私が会社を辞めて手伝いを増やしてからは、どんどん夫からの精神的な依存が強くなっており、たまに耐えられなくなって爆発してしまいます。
これからは、辛い時こそ、夫の苦労を思うようにして、同時に私の辛さも理解してもらうよう話してみようと思います。
ご回答をいただき、冷静になれました。感謝申し上げます。