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夢に見切りをつけるべきでしょうか

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数年前から客室乗務員を目指して転職活動をしております。

毎回、試験では良いところまで進むのですが、ツメが甘いのか必ず最後には不合格となってしまいます。
最近、「いつまでも夢を追わずに現実を見るべきなのかなぁ」と考える様になりました。
周りの友人たちは結婚し、きちんと家庭も築いているのに、私は三十路にもなって彼氏もおらず、いつまでも何をしているんだろう…と。

先日も客室乗務員の試験を受けて参りました。
幸運にも最終試験まで進むことが出来ましたが、試験官の方の質問に対し、全くお客様目線ではない独りよがりな回答をしてしまいました。
結果はまだ頂いておりませんが、おそらくダメであるだろうと半ば諦めております。

中々内定を頂く事が出来ない中、元々は航空系とは全く関連のない仕事をしておりましたが、少しでも夢に近い場所で働きたいと思い、現在は空港で働いております。
現職ではそれなりに責任のある仕事を任せて頂けるようにもなりました。このままキャリアを積んで行くのも1つの道かも知れません。

ただ、業務の中で客室乗務員の方とやりとりをすると、やはり羨ましさや「私はどうしてなれないのか」という悔しさが込み上げ、大変苦しいです。

このままいつ叶うとも分からない夢を追い、転職活動を続けていて良いものでしょうか?
現実を見て現在の仕事を頑張っていくべきでしょうか?

長文になり大変申し訳ございませんが、アドバイスを頂けましたら幸いです。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

時と縁がある

おらんげさん、はじめまして。

現在は空港で勤務しながら客室乗務員を目指しておられるのですね。試験を受けても最終試験にパスすることができず、このままどうしたらよいのか迷っておられるのですね。

仏教では、時があることを知り、縁を待ちなさいと説きます。

おらんげさんは、空に関する仕事をするために空港へ転職されました。そして、客室乗務員へステップアップしようとしています。
このステップを上ることができるかどうかは、縁です。縁がなければ、おらんげさんの夢は叶うことがないでしょう。

しかし、空の仕事がしたいという希望は転職という形で実現しています。ここには縁があったようです。客室乗務員のテストを受けることができるという時に恵まれています。
今は、縁を見極める時期だと私は感じます。

ちなみに、あきらめるとは、「明らかに究めること」です。すべてやり尽くしたことをあきらめるといいます。機を見ることができるのは、おらんげさんだけです。

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有り難し
おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の...
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