悪意や見下しを感じたときの対処法を教えてください
それなりに親しい仲という場合、いきなりマウントを取るような悪意や見下しの感情を感じたとき、まともに相手しないで無視するのが一番でしょうか?
やはり悪意に焦点があるから腹が立つんですよね?
ということは、そういうのを感じ取ったときにすぐに気持ちを切り替えるかまるっきり無視するかの二択が良いのでしょうか?
自我を捨てるのが恒久的な幸せを手に入れる方法だと信じている男です。 自我を捨てたいです。
女に対する執着。自分を良くしたい・良く見てもらいたいと思っている願望・自己顕示欲。 性欲など。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
プライドの煩悩は誰にでもあると慈悲の眼で
プライドの煩悩は誰にでもあります。
自分を素晴らしいものだと思いたい。その根底には、生への執着、自己の存在を守りたい本能があるのでしょう。
プライドの煩悩があるので、自分の評価や価値を確かめたい。
そのために、自分と他人を比較したり、現在の自分と過去の自分や理想の自分とを比較したりしたくなります。
当然、自分の方が優れているとアピールしたくもなります。アピールしているときは、プライドの煩悩に加え、気持ち良いという欲(貪り)の煩悩も発動しています。
あなたがマウンティングされたくないのは、あなた自身のプライドの煩悩と怒りの煩悩のせいです。
相手がマウンティングしたがるのは、その人のプライドの煩悩と欲(快楽)の煩悩のせいです。
あなたの不快感は怒りの煩悩が起動しているのです。
怒りの反対は慈悲です。
慈悲を発動させているときは、怒り(不愉快)がストップします。
ですから、あなたは相手に対して「みんなプライドがあるから仕方ないよな」「でもこの人もけっこう可愛いとこあるよな」と慈悲の心の眼で見るようにしましょう。
仏教の心理学では、怒りと慈悲は同時には出現しないそうです。
この性質を利用して、怒り(不愉快)を抑制させたいときは慈悲を起動するのです。
質問者からのお礼
ありがとうございます。これだ!と原因が解決する回答をいただけました。
確かに私は慈悲がありませんでした。慈悲が必要だとは思っても見なかったことです。
慈悲を発動することを意識して生きていきます。本当にありがとうございます。