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自分の過度な心配性が子供の自立を妨げてしまっている

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小学5年生と中学2年生の男児の働く母です。
もともと心配性な性格で、昔から独り相撲なところが多いのですが、
結婚して子供が生まれてから、子供に対しての心配が強すぎて仕方ありません。
病気などの症状があればネットで情報を探しまくって一人勝手に不安になったり、勝手に病名を決めつけてあたふたして、主人にも叱られます。

特に下の子に対しては、しっかりしているお兄ちゃんに対して、
自由気ままなところがあるので余計に心配が絶えません。
同様にかわいくて仕方ない気持ちもあります。
帰宅が約束の時間より数分でも遅いと探し回ってしまいますし、
「どうして時間を守れないの!」と自分の不安な気持ちを怒りに変えるように怒ってしまいます。

最近になってこの自分の心配な気持ちは、子供にとっては重荷で、
自分が安心したいがために、子供に心配かける行動をとるなと
言ってるだけなのではと思うようになってきました。

子供は子供で自立しようとしているのに、私が自分の心配だ、
不安だという気持ちだけでそれを止めているのかなと思ったり。。。

もっと強い気持ちでどんと構えたいと思いますが、
先を先をと考えたり、悪い方つい予想して、一人不安にかられます。
帰りが遅かったら、誰かに連れ去られてないか、事故にあってないか等々。
悪いことばかり予測してしまう自分も嫌だし、本当に心疲れます。

子供を信じるというより、自分自身が強い気持ちになることが大事だと思いますが、どのようにすればそうできるでしょうか?


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

一年前も同じですね。

 こんばんは。お母さん、ありがとうございます。私も自分の母には感謝しても感謝しきれません。大学生のころ、どんなに遅く帰ろうとも待っていて、「夕飯食べたの?」「うん」「よかった。じゃあお休みなさい」だけ言って寝室へ向かった母の姿は、一生忘れることはないでしょう。それほど母親が心配してくれることは、有難い、掛け替えのないことだと思います。
 それは貴女に対しても同じだと思いますよ、ご子息方。今はまだ気づかないでしょうけれど、だから私から替わりに伝えます。彼らは幸せですよ。
 しかし同時に、貴女が母親として果たす役目は終わりつつあります。いや、正確に言えば変わりつつあります。「常に視界に入れておかないと子どもも危険だ」から、距離を置いていくほうへと。そして「彼女ができたよ。所帯を持つんだ」と独り立ちして、あなたの子育ては完了します。
 昔からの心配性で…と書かれていますが、貴女がお子さんへのめり込んでしまうのは、「ご主人と向い合えなさそう」だからではありませんか(前回の質問にありました)?
 夫婦とは、悲しいかな「子育て中」は意外と2人が別々の世界で生きているような気がするのです。それは「母親は、ほぼ24時間を赤ちゃんのために費やさざるを得ないところから育児が始まる」からだと思います。「育児が始まったら、妻が離れて行った気がする。俺がナンバーワンじゃなくなった気がする」という男性は多いと思います。確かに赤ちゃんを放っておいて旦那と二人でデートとか、できませんものね。
 だから旦那との距離感はグーンと開いたと思います。けれど万物流転で、その距離感も変化していきます。子育てが終わり、子ども達が巣立ったら、再び夫婦二人の生活が始まります。
 前回の質問にもありましたが、お子さんへの「のめり込み」は、この「将来の不安」から目を逸らすためではないの?と思います。
 でもね、人生「思いもよらぬ」ことが起きますよね。お子さんが生まれたら、こんなにも旦那との距離が開くとは思わなかったでしょう?それと同じです。子ども達が巣立ったら「お互い、やり遂げたね」という同期のような関係になるかも知れません。そりゃ分かりません、いずれになるかは。ただ、その時に向かって良い種を撒いておくとしたら、旦那を男性の先輩として、子ども達のことを相談することです。貴女一人の子どもじゃないのだから。

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