過去の中絶の後悔
現在9歳、7歳の子がおり、3人目を来月出産予定ですが、3年前の夏、中絶したことをとても後悔しています。
中絶した理由はいろいろあります。
子連れ再婚し数ヶ月しか経っていなかったこと、子供達も再婚に伴い環境が変わり落ち着いていなかったこと、私も主人も定職についておらず収入が不安定で経済的に苦しかったこと、私も臨職で転職して数ヶ月しか経っていなかったこと、予定日が目指して国家試験と重なっており出産を考えれなかったことなどです。
中絶は夫婦で話しあって決断し、今は家族4人の生活を大事にして子供達が落ち着いたら3人目を作ろうと決めました。
実は再婚前にも主人との子を中絶を決意し流産したこともあります。
その時は付き合い始めてすぐでもあり、正直中絶しなくてすんだと安堵した自分がいました。
今思えばとても情けないです。
中絶後はしばらく産む気もなくピルを服用していましたが、義兄夫婦にも子供が出来、義弟夫婦は子連れ授かり再婚をしたこともあり、服用をやめました。
でもその後は現在まで妊娠することもありませんでした。
そして中絶を今ほどまで悔やむこともありませんでした。
妊娠した今、お腹の子が成長していくにつれて同じ命なのに主人との子供を中絶したこと、産んであげられなかったことを1日中考え、後悔しています。
中絶したことは親や友達にも言っていません。そんな人に言えないようなことをしてしまった自分、供養もせず何年も経ってから後悔している自分が情けないです。
また中絶後は主人は仕事でもプライベートでも怪我や事故が増え、私も転職に失敗、国家試験にも落ちる等、中絶して罰が当たったのだと思ってしまう自分がいます。
もうどうやっても過去には戻れないこと、取り返しのつかないことをしてしまったことは分かっています。
でも戻りたいし、あの時の子供にあってごめんねと言いたいです。
今度生まれてくる子は中絶した日の2週間後が予定日で、中絶した日に生まれてくる予感がし、何か運命を感じます。
生まれ変わってまた私達のところにやってきてくれたんでしょうか?
生まれ変わりでもそうでなくても自分勝手な理由で中絶した私のところにやってきてくれた命、大事に愛情をもって育てていきたいと思います。
中絶したことは一生忘れません。
でもどうやって生きていけば良いのか、辛くて分かりません。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
罪を受け止めながら、それでも仏様に願われたあなたとして。
そぅ。。。
いろんな状況を考慮して、悩みに悩んで、どうにもならない と、出した答えだったのですよね。
やっぱり、今 振り返っても、どうにもならなかったのですよ。
誰が、責められますか。
人は煩悩から離れられません。煩悩を抱えたままでないと生きられないのです。罪を作らず、生きることは、出来ない存在 それが人間です。
僧侶の私でも、そうです。人間ですからね、やはり煩悩は消すことはできない、僧侶は それを一番よく知っています。
煩悩を滅することができるのは、さとりの境地に達した 仏様だけです。
その仏様(阿弥陀如来)が、煩悩を抱えた人間を、分け隔てなく、必ず救う!と誓われたんです。
煩悩を抱えた人間が、対象です。
私たちのことですよ。
煩悩は、苦しみ、悩み、どうすることも出来ない事柄、想いのことです。
ですからね。私は、阿弥陀さまは、
中絶という生き方しか出来なかった、どうすることも出来ず悩み 今も苦しんでいる あなたを、そんな あなたこそ、阿弥陀さまは救いの目当てだよ と願って下さっていると思うのですよ。
阿弥陀さまは、見放さない、そういう仏様なんです。そして、仏様の そのご恩に、手を合わせて 我が身を振り返りながら、大事に生きていくことが大事なんです。
だから、私は、あなたを責めたり出来ない。
罪を受け止めながら、それでも 阿弥陀さまに願われた あの子たちのいのち、そして あなた として、共に生きていきましょう。
迷いながらでも、
今からでも、一緒に手を合わせて生きましょう。
質問者からのお礼
気持ちの整理に時間がかかってしまい、お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
そして貴重なお言葉をいただき、ありがとうございます。
無事に出産もしましたので、お礼を書かせていただきます。
お言葉をいただいてから何度も何度も読み返しました。
その度に思い返し、少しずつ心の整理ができてきたところです。
自分のしてしまったこと、忘れようとは思いませんし、忘れたくもありません。
ただ当時のことを思い出すのは何年経っても辛いです。
出産を終えた今、我が子の可愛い顔を見ては、あの時の子も産んでいたらどんなに幸せだっただろう、あんなことやこんなことたくさんしてあげたかったなと後悔する毎日です。
でも後悔ばかりでは前に進めないので、罪を受け入れて生きていこうと思います。
また辛くなったときは相談させて下さい。
本当にありがとうございました。