嫌な人のことを考えたくない
私はいつも嫌な人のことばかり考えてしまいます。
ちなみに嫌な人については以前相談させていただきました。
https://hasunoha.jp/questions/35728
嫌な人のことを考えるのはとても時間の無駄と思いますし、気分も暗くなり良いことは一つもありません。そう分かっていても、気を抜くとその事ばかり考えてしまいます。
「自分が脅かされている」というスイッチが入ると、怒りっぽくなったり、口調がきつくなったりして、嫌な人といつでも戦えるような精神状態が続きます。
そんな人ばかりでなく、優しい人、誠実な人、素晴らしい人はたくさんいます。
日常に溢れている有り難いこと、大切なもの、これまでいただいたご縁、そしてこれからのことなど、自分にとって貴重なものは他にたくさんあります。
常にそちらへ目を向けて生きていきたいです。
それに、時間がもったいないと切に感じます。
自分を変えて、嫌な人のことばかり考える習慣を手放したいです。
お坊さんが日々実践している「嫌な(人の)ことを考えない」工夫やコツがあれば教えて下さい。宜しくお願いします。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
嫌な人のことは考えてしまいますよね
おっしゃっていることは人間の本性みたいなものです。嫌な人のことはどうしたって考えてしまいます。気分悪いですもの。だいたい嫌な人は私を嫌っていて、誹謗中傷したくるとか、やってもいないことをやったと言いふらしたり、大昔のことを引っ張り出して人格を否定したりしてくるから嫌なんです。じゃなきゃ、嫌だと思わないです。生理的に嫌いとか、そんなのは私の場合ありませんので。
そんな人間のことを気にしないで生きられたら大したものです。基本的にそんな人はあまりいません。
だから、私の場合は、
1.仏教の慈悲の瞑想を行う。やり方はyoutubeを参考にしてください。
2.そんな人でも付き合っていくうちに好きになったり、理解し合えたりすることも多い。じっさい、そんなケースは多々あります。たとえば私のことが嫌いだった某住職が、私の子供食堂などの活動について誰かから聞き、私への見方が変わったらしいです。嫌いな人でも何かのきっかけで信頼関係ができることが私には多々あります。
3.他者(ここでは私)に嫌がらせする人間のなかには、悩みや苦しみを抱えている場合が多い。やり場のない苦しみを私をいじめることで紛らわす、うっぷん晴らしの対象にされていることがある。それを一緒に解決することで問題が解消することがある。
4.どうしようもない場合は、「敬わないで近づかない」に徹し、かかわりを持たない。そうすると考える時間が減り、楽になる。
5.尊敬できる人をみつけて、その人と一緒にいる時間を増やす。そうすると気持ちが楽になるばかりでなく、自然とその人の生き方や考え方が自分にも身についていく。結果として嫌な人間が減る。
箇条書きにしましたので、あなたにあっているとお思いになるものを取り入れてみてください。
質問者からのお礼
回答ありがとうございます。
慈悲の瞑想というのを初めて知りました。やり方を調べたらすぐに実践できそうだったので、早速やってみようと思います。
ありがとうございます。