拭えない不安
以前こちらに相談させていただきました。
あれから心療内科経由で就労移行支援を教えていただき、現在通所中です。
現在ちゃんと通えているのですが、先々週辺りに風邪を引いて心も弱ったのか、また不安感に苛まれるようになりました。
就労移行支援にて来週ハロワに登録に行くとの話がありました。
もしかしたら働くことへの恐怖が出てきてしまったのかもしれません。
(働きたくないのでは?と思っては打ち消したり)
自立したい気持ちとこんな私が自立なんてできるわけないという気持ち。
親ももう高齢なのでいつこの普通の生活が崩れるかという不安。
(家族への依存があると思います。家族を失ったらと思うとそれだけで沈みます)
孤独への不安。
風邪はほぼ治ったのに心が落ちています。
母親に相談しましたが、「やる前から不安になってちゃ意味ないでしょ。もしかしたら楽しい未来が待ってるかもしれないし」と言われました。
まったくその通りなのですが、自分自身かネガティブ思考なのでなかなかに受け入れられません。
40歳も目の前なのに情けない限りです。
前回とほんとに似たようなことで申し訳ありません。
この不安な気持ちがパッと解消されて、1歩を踏み出せたらどんなに楽なのかなと思って書かせていただきました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自立することに、振り回されないで
なおさん。はじめまして。
尼崎の海老原と申します。
前回の質問も合わせて拝読させていただきました。
前回と比べ、一歩も二歩も前進なさいましたね。
心が弱りながらも、しっかりと事業所に通われています。
それだけでも、充分な進歩です。
今、不安でいっぱいですね。
だって、それだけ頑張っておられるのですから、そのぶん不安になっても仕方のないことです。
昔、ある修行僧が、さとりを開こうと必死に頑張っていました。
その様子を見た師匠が、修行僧の前に座り、石ころを磨き始めました。
僧「何をなさっておられるのですか?」
師「宝石を作ろうとしておる」
僧「そんなの無意味ですよ」
師「今のお前と同じじゃ」
さとりを開こうと、さとりにこだわっている間は、さとりなど程遠い。
そう師匠は伝えたのです。
自立を目指すのは、素敵なことです。
しかし、自立することにこだわり、振り回されて、あげく疲れてしまえば意味がありません。
そんな急に、人間変われるものではありません。
今は、ゆったりと自分の心の向くままに、でいいのではないでしょうか。
「楽しいことがあるかも知れないのに、やる前から不安で仕方ない」
あなたはその思考を、ネガティブと捉えておられますが・・・
私は思慮深い考えだと思いますよ。
不安で仕方ないのだから、そんな時は無理に行動しても、余計に傷つくだけです。
回り道は決して無駄ではありません。
無理に不安を解消させる必要も、新たな一歩を踏み出す必要もありません。
その時が来れば、自然に一歩を踏み出しています。
頭で考えることは幻
頭であれこれ考えることは、実体のない幻です。
同じことを何度も考えてしまうのは、「妄想雑念」だと思いましょう。
「妄想雑念」は考えても疲れるだけだから、考えないようにしましょう。
「妄想雑念」は心の時間を奪います。
心の中で無駄な時間を過ごしてしまうと、色んなことの処理スピードが落ちます。
必要ないアプリは閉じて、必要なアプリだけ動かしましょう。
今日考えても仕方ないことは、明日考えましょう。
質問者からのお礼
自分のこんな情けない弱音に暖かいお言葉をかけていただき、涙が溢れました。
願誉浄史様
ご回答ありがとうございます。
確かに妄想雑念に囚われてて毎日が楽しくなくなりました。
考えないことにしたいのですが、なかなかそうも行かないのが現状です。
必要なアプリだけ…少し心の中で整理したいと思います。
海老原様
ご回答ありがとうございます。
年齢のこともあって今からの回り道は遅いような気がして…(それに今更気がつくというのもなんですが)、なので少し無理しつつ通ってる状況です。
更に無理だ、となったら少し事業所とも相談してみたいと思います。