夢との向き合い方
僕は現在27歳です。
僕は子どもの時に漫画家に憧れていました。子どもの頃は絵や漫画を描くことが好きで楽しく描いていたのですが、年を経るごとに絵を描くことが億劫になり、目標もなくダラダラとネットを眺めるだけの日々を繰り返してきました。それでも漫画家への憧れだけは残っていて何の努力もしない自分に苛立ちが募るばかりでした。
高校三年生の時に進路を決める時に最初は漫画の専門学校を志望していましたが、周囲に反対され、また僕自身の気持ちも冷めていたのもあって、漫画は趣味に留めておくことにして医療系の大学に進学しました。
大学に進学しても状況は変わらず、漫画家への憧れを抱きながらダラダラとネットを眺めるばかりで、勉強にも身が入らず単位もいくつか落として卒業も危うい状態でした。それでも何とか卒業して国家試験にも合格して資格を取得して、個人経営の医院に就職しました。
就職した医院は自分の時間が取りやすく、学生時代のように課題などもなかったため最初のうちは漫画や絵を描いていたのですが、その内またダラダラとネットを眺める日々になってしまいました。そして、就職して二年ほどで職場の人間関係が原因で退職して、実家に帰りました。
再就職した病院では仕事をしながら看護学校に通って准看護師の資格を取るのを条件で就職したのですが、自分の時間が取れなくなることが嫌で看護学校の話を断りました。
現在は病院の系列の介護施設で介護を仕事をしています。そして最近になってようやく絵や漫画を描く楽しさを思い出し、少しずつですが描けるようになりました。しかし、気がつけば27歳になり夢をみてばかりではいられない年齢となってしまいました。
親にも資格の勉強をするように勧められ、友人も今後のことで悩んでいる姿を見ると、本当に夢を諦めなければならない時が来たのだなと感じました。
しかし、どこかで諦めきれない気持ちもあって僕自身も自分がどうしたいのかわからなくなってしまいました。
「現実を見なければならないのはわかっているけど、漫画や絵は描き続けたい、漫画家の夢も諦めたくない」
こんな気持ちが毎日胸の中でモヤモヤとしています。
僕はこの気持ちとどうやって付き合っていけば良いのでしょうか。
人と自分を比較して嫉妬して、自分が情けなくなって苦しくなります。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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親子関係はいかがですか。
「現実を見なければならない」。その通りだと思います。
そして、貴方にとって、現実を見えにくくしていることは、想像ながら「親からの子ども扱い」ではないかと推測します。
就職して働いて来られたのですから、おこずかいを貰っている訳ではないでしょうけれど、生活の面倒は見てもらっているのではないかしらー。
であるなら!お勧めは「家を出て一人暮らし」です。それこそ「自分の時間を存分にとる」ことも叶うかも知れません。代償は「自分の靴下を自分で洗わねばならない」「部屋の掃除も自分でしなければならない」程度でしょうか。想像ながら。