回答 2
有り難し 22大学4年生です。
両親と大学の学費のことで喧嘩をしてしまいました。
と言うのも、これまで何度も親に奨学金で足りない部分を出してもらっていたのですが、とうとうお前に出す金はもうないと言われ、公的機関から借金をすることを検討し、勝手に申し込もうとしていたということがありました。
結局何を言ってあそこまで発展したのかよく覚えていないのですが、母親が、時間帯がもう深夜だったので、もう寝ると言って、部屋を出て行った時、自分は何とも言えない焦燥感と、屈辱感、それと、殺意を抱いてしまっていました。
気付けば手にカッターナイフを持って危うくリビングに突撃してしまう勢いでした。
しかし、階段で思い止まり、自分の部屋に戻ったのですが。
本当に自分でも何に怒って、何に悲しみを覚えて、何に絶望したのか、今でもさっぱり分かりません。
なので、喧嘩している時の感情を文脈を気にせず吐露します。
俺が全部悪い。そんなの知ってる。
いい加減被害者ヅラやめろって？
大学の学費現状払えないんだったら、もう借金するしかないじゃん？何で俺の意見を尊重してくれないの？
俺が苦しむだけなんだからいいじゃん。絶対家族に迷惑かけないようにするから。
お前のこと嫌いでこんなこと言ってるんじゃないって、だったらいつもいつも説教垂れてんじゃねえよ。お前のその汚い心の内を知ってるから嫌いなんだよ、分かれよ。
耳障りなんだよ。もうこれ以上俺のこと責めないで。本当に手が出そう。
もうちょっと時間経ってクールダウンしてしまってるのでまだ思ったことあると思いますが、よく覚えていません。
しかし心がモヤモヤして、人間不信やら、自己嫌悪やらになって今、死んでしまいたいと思うぐらいに追い詰められています。
どうか助けてください。
と言っても、俺の心にはもうどんな言葉も届かないかも。
お坊さんからの回答 2件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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残念ながら親子といえど他人です。親子関係で大切なのは親だからこうすべき、子だからこうすべきという押し付けをしないことです。
親子関係という言葉で全部片付けて、他人を尊重しないからすれ違いが発生してしまうのです。
母親が部屋から出たとき、何故焦ったのか、それは親だから話を聞くべき！という気持ちがありすぎて、自分の意に反した行動に苛立ちが起こったのではないでしょうか？
苦しむのは俺だけ、絶対に迷惑掛けない…そんな事は不可能です。親は絶対に貴方のために苦しみます。
安易に借金というのも親が怒るのはもっともです。借金に関して親に迷惑掛けない、自己責任とおっしゃいますが、そのプランニングをちゃんと説明しましたか？
就職して…とかは論理的じゃないです。まだ就職していない、出来る保証がないのですから。
汚い心のうちはわかってる、人の心を我々は読めません。本当に汚い心でしたらお金出さないですし、借金だって勝手にしろといいますし、無関心を貫くのではないでしょうか？
親が悪いと言う前に自分がどうやったら親を説得できるか、何が足りなくて話が出来なかったか？これを考えてみてください。
親は敵ではなく乗り越える壁です。
どうか感情に任せず親という壁を攻略してください。
クロさん、はじめまして。色んな気持ちを吐露してくれてありがとうございます。
まず、感情に任せて刃物を振り回す前に、思いとどまることができたのは本当によかった。
ギリギリであっても踏みとどまったこと、焦りや怒り・悲しみが渦巻いていても、ひとまずクールダウンできたのは、クロさんの心の力だと思います。
一方で、
＞何に怒って、何に悲しみを覚えて、何に絶望したのか
という部分に仏教の考えでお答えするなら、それは『思い通りにならないこと』だといえます。
これまでのクロさんとお母様の間でのやりとりが解りませんので、どちらの言葉に正当性があるかはわかりませんが、そこで起こった感情は『思い通りにならないこと』に対して起こり得るものだということだけは言えます。
クロさんが色んなことを考えて、うまくいかなくて、もがいていることが伝わってきます。
できればこれからも、感情に振り回されそうになったときは深呼吸をしてみてください。
後で後悔してしまうような判断、間違った判断をしないように。
その上で冷静に考えて、リスタートして、方法を探してみてください。
借金だけが方法なのか、大学を辞めないということだけが人生なのか、親から離れて自立する道はないのか・・・そんな「色んな思考」ができるといいなと思います。
