災害が怖いです。
この度の台風で被害に遭われた方々に心よりお悔やみを申し上げます。
私は地震や台風、自然災害が怖いです。
もちろん、怖くない人なんて居ないと思いますが、人一倍怖いです。
怖すぎて東日本大震災の後は海外に留学していました。
日本に住んでいる以上、災害とは付き合っていかなくてはいけない事は分かっています。でも、オリンピック中に地震が起きたら、今回みたいな台風が来たら、海外から日本に来る人が居なくなってしまって日本の経済がダメになってしまうのではないか。
災害がばかりで日本に住めなくなってしまうんじゃないか。
動物達も被害にあっているのを見ると心が痛くなってしまいます。
どう不安と向き合っていけば良いのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分できることを考える。
私も4歳の時、伊勢湾台風に遭いました。60年前のことです。
幼い記憶でも、その時の恐怖は残っています。その後の悲惨な状況も所々残っています。
たしかに、連日TVのニュースでは、大変な被災地の状況が流されています。
Rinrinさんが心配されることも、よく分かります。このままでは、日本はどうなってしまうのかと。又、今や世界中でも異常気象で被害が多発しています。
私たちは、この地球という星の、しかも表面にへばりついて生活しています。大自然の営みからみれば、雨、風、雪は、当然のサイクルであり、それによって自然界は成り立っていることは今更言うまでもありません。
その中で、人間も住まわせて頂ている訳ですし、しかも人間のエゴで自然の仕組みを随分と破壊していることも事実です。
そんな中に生きているということですし、その中で、日々様々な経験をさせて頂いている。もちろん、人間関係も含めてです。
その大前提の上で(承知の上で)生かされいるのではないでしょうか。
多くの災害に対して防災の準備をすることも大切ですし、いざ、被災した時には、みんなで協力し合うこと、時には人と人との絆や愛を体験することもあるでしょう。不安は確かに不安ですが、不安ではなんの解決もしません。返って不安をあおるだけです。
まずは最低限の準備だけしておきましょう。あとは、イザとなった時のために、自分に何ができるかを考えましょう。