話を聴くのが大嫌いなんです
私は他人に「聞き上手」と言われますが、実際は「他人の話を聴くのが嫌い」です
妻はおしゃべり好きです
家に帰ると、今日あった事、TVを見て思った事、子供の事次から次へとマシンガントークで立て続けに攻めてきます
私は一つ一つ聞いて「うんうん」と返答します
全く興味の無い話題から、どーでもいい事、急用ではない事そんな会話だらけです
風呂に入ろうと脱衣所で服を脱いでいる途中に話しかけられ、下着のみで話を聴くなんて日常茶飯事です
(それ、今聴く必要あります?)と思っては居ますが、口には出さず妻がしゃべり終わるのを待っています
好きなスポーツ中継を見ている真っ最中だろうとお構いなしです
ストレスゲージがグングン溜まっていくのが、自分で手に取るように解ります
又、「今話してる内容は理論的な解決策を欲してるのか、ただ聞いてほしいだけか」を常に考え
飛び飛びの話題、入れ替わる登場人物を整理し理解し、
相手の言葉を遮ってしまわない様に相槌を打つタイミングを計り、
必要であれば気づきを与える言葉を返す様にしているので非常に疲れます
会社でも同僚が話しかけてきます
同僚の趣味の話は私にとって全く興味の無い事ですが、相手の話を聴き、出来る限り理解するように努め、
深掘りして欲しそうな話題は相手が回答し易いであろう返答を考えて返します
私は自分から他人に雑談をする様な事は殆どありません
雑談したい様な話題が脳裏に浮かぶ事もありますが、相手にとって興味ない話題だろうし、
相手に聴く苦労を味合わせると思うと(まぁいっか)と考え結局口に出しません
会話が必要そうなタイミングは相手が興味ありそうな話題を振って、
相手が聴きたい・しゃべりたい会話にするようにしています
この様に『会話』が自分の人生で一番のストレスの根源です
ただ『会話』が不要だとは思っていません
貴重なコミュニケーションとして必要な事だと思っています
妻にも同僚にも「話しかけないで」と言うつもりはありません
タイミングや話題、話す量を調整してほしいとは思いますが、
それは「話しかけるな」と誤解される可能性もあるし、自由に会話をする事で相手はストレスの発散が出来るのだと思うと言えません
相手の話を聴くことが多いお坊様はどの様な心構えで相手の話を聴いているのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
半ケツの菩薩様
あなたが聞いてくださるおかげで、
いったいどれだけの人たちが救われているのだろう。
風呂場でパンツを脱ぐわずかな時間までも差し出して妻の話を聞いてやる、そんなあなたは慈悲喜捨の【菩薩道】を歩む仏道修行者同然です。
興味のない話に付き合うのはじつにストレスフルなものでございますが、ここはひとつ仏様のお手伝いをしているんだと思って、これからもみんなの話を傾聴し続けてやってください。
質問者からのお礼
やはり興味の無い話に付き合うのはストレスフルなのですね
話を聴くことで相手は救わる事もあるのだと思いながら聴くようにしてみます
有難う御座います