友人の死を乗り越える
以前、親友の死について質問をさせて頂きました。そこにあった彼女の死から学び自分らしく生きていくことが大切だというご解答がとても心に響き、前向きに生きてきたつもりです。
しかし、今になってまた彼女を失った悲しみが押し寄せてきて辛いです。
もう3年も経つのに、一時は気持ちが落ち着いていたのにおかしいでしょうか。
彼女の携帯は動いていないのですが、SNSのアカウントが残っているので最近は連日そこにメッセージを送っては涙しています。もちろん既読になることはないのですが、近況を報告したりすると少し気持ちが落ち着くと同時にもういないんだということを再認識して辛いです。
こんなことはやめたほうがいいのは分かっているのですが、どこかまだ受け入れられていないのかもしれません。
さらに、最近また子供を授かることができました。そのことを親友に報告したかったという気持ちが大きいような気がします。
赤ちゃんが部屋の中を見回してニコニコしているのを見るともしかして会いにきてるんじゃないかと思い嬉しいと同時に悲しくなってしまい、涙が出てしまいます。
夜中にお墓参りに行けば会えるんじゃないかなど馬鹿なことを考えて主人を困らせることもありました。子育ては楽しいし、普段の生活は明るく過ごせていると思います。ふとした時に気持ちが落ち込んでしまうのです。
何度も繰り返すこと辛い気持ちは乗り越えることができるのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
親友と共に。
まつむし 様 相談ありがとうございます。
そうですか、哀しみがフラッシュバックしたようになっちゃんたんですね。
その哀しみに無理に蓋をすると余計に辛いでしょう。
哀しい時は泣いていいんですよ。SNSの投稿もいいんじゃないですか。
投稿には、報告とともに、親友が笑顔に成るような言葉を付け加えてみては如何ですか?目に見えなくても、まつむし様の心の中には生きているのですから。
優しい暖かい言葉を投稿して、そしてその言葉を自分にも向けてみては如何でしょうか。
きっと、親友もあなたの笑顔が見たいと思いますよ。
ずっとあなたの笑顔が見たくて、見守っているんじゃないかな。
あなたのお子様も同時に見守っていると思います。
辛い気持ちは乗り越えようとするから、辛い苦しいのでしょうから、
「辛い気持ちもあっていいよ。でも笑顔でいられることもできるよ。」
って、くりかえす哀しみに、語り掛けてみましょう。優しく自分の心に。
そうすると、親友の笑顔と共に、お子様を大事に育てながら生きていけるんじゃないかな。と思います。
お読みいただきありがとうございました。
一礼