小学生の死
小学生の子供の友人が、病気で亡くなりました。うちの子とも仲が良く、真面目で勉強もできて運動もできて友達思いの、本当にいい子でした。
今年に入ってから3学期に行われた参観日では、その子の元気な様子が見られました。
すぐ治る病気だと思ってましたが、亡くなったと訃報が届き、本当に驚きました。
なんでこんな小さないい子に、苦しい思いをさせて連れて行ってしまうのかと思うと、辛くなります。
将来のある子で、本人ももっと生きたかったでしょうし、亡くなった子のご家族も病気による厳しい選択をしてきて、今も辛い思いをしていると思います。
私自身、それ以降なんだか気分が落ち込み、うちの子供も最近は普通にしていますが、つらいだろうな、と予想ができます。
そして今、子供が病気で高い熱を出しています。何かあったらと不安で仕方ありません。
どういうふうに考えれば気持ちが落ち着くのか、どう考えれば亡くなった子のためになるのか、自分の子や周りの同級生のケアはどうすればいいか、何か参考になるお言葉を頂けると助かります。
どうぞ、よろしくお願いします。
お坊さんからの回答 3件
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友を語る日があったり、死を怖いと思う気持ちも大事にしていこう
近しい人の死。幼い命。元気だった姿を見てきたからこそ、堪らない気持ちになりますよね。
私たち僧侶は、毎日 多くの生死を見てきています。老いも若きも、いつ何時 その生涯を終えていく。どうにもならないこの世に、何を思うのか。
辛くても、生きている限り、直面する大切な人との別れに、「今という瞬間は留まることがなく」「いのちには限りがある」ということを、先に生きていかれる人から学んでいくのです。人のいのちは、儚く尊いと。
悲しみは、時には、同じ境遇にいる人に優しさを向け、支え合う力にもなっていきます。別れは、苦しいばかりでなく、乗り越えるための縁を繋いでいきます。
子ども心に、何とも言えない感情を生み、それが自分や相手のいのちを思いやり大切にしていく生き方へと育まれるのです。見守っていきましょう。そして、死の話題を避けたりせず、友を語る日があったり、死を怖いと思う気持ちも大事にしてあげてくださいね。
「今を大切に生きる」ことが、亡き子への何よりの供養となります
お子様の大切なお友達が急逝され、さらに今、ご自身のお子様が発熱されているとのこと、重なるご不安と深い悲しみはいかばかりでしょうか。心よりお悔やみ申し上げます。
仏教には「生老病死」という言葉があり、死は誰もがいつか迎えるものです。しかし、幼い命との別れは人の力ではどうにもならないからこそ、私たちは宗教を拠り所とします。私ども浄土真宗においては、亡くなられた方は苦しみや煩悩のない「お浄土」へと導かれ、仏様となって私たちを見守ってくださると考えます。たとえ僧侶であっても大切な人の死は悲しいものです。ご自身が深く落ち込まれるのは当然のことなのです。
人の寿命は誰にもわからず、明日どうなるか知る由もありません。だからこそ「今を大切に生きる」ことが、亡き子への何よりの供養となります。周りのお子様たちの心のケアについては、無理に励まそうとせずただ傍に寄り添い、場合によっては専門家による「グリーフケア」を頼ることもご検討ください。
亡きお子様はお浄土の安らかな光の中にいます。ご自身のお子様の回復と、皆様の心が少しずつ安らぐことを願っております。
拝
縁起寺 釋聴法
その子とのご縁を大切になさって下さい
拝読させて頂きました。
お子さんのお友達が病いで急にお亡くなりになり、お子さんもあなたも大変なショックを受けておられるでしょうし、悲しみやさみしさやこれからどう伝えていけばいいのかとお悩みなさっておられることでしょう。お気持ち心よりお察しします。
そのお友達がどのような状況でどのような病いにてお亡くなりになられ、ご両親様やご家族の方々やご縁ある方々がどのようなお気持ちでおられるのか推察する以外にはありませんけれども、本当に深い悲しみにたえないことと思います。
そのお友達が心から安らかになりますように一切の痛みや苦しみから救われますようにと心よりお祈りさせて頂きます。至心合掌
あなたもお子さんもどうかその子が心から安らかになりますよう心からお祈りなさって下さいね。至心合掌
その子は必ず仏様や神様がお導きなさって下さり、その子のご先祖様がその子をあたたかく優しくお迎えなさって下さいます。その子は仏様や神様のもとご先祖様と一緒に心から安心なさいます、その子は一切の痛みや苦しみや迷いからも救われて何のうれいもなく清らかに円満にご成仏なさり、ご家族の皆さんやお子さん達をいつも優しくお見守りなさっていて下さいます。
お子さんとその子とのご縁はこれからもずっと永遠に続いていくのです。
お子さんにその子と出会い一緒に学び楽しく生きたことをどうか大切なさって下さいとお伝えなさって下さいね。お子さんの心の中にはその子との様々な思い出が今も沢山生きているでしょう、そしてその子は沢山の方々の記憶の中でもこれからも生き続けていきます。
きっとその子はお子さん達の成長をこれからも見守り続けていて下さいます。
お子さん達やあなたがこれからもずっとその子とのご縁を大切になさりながら健やかにご成長なさっていきますように、お子さん達やあなたがこれからも沢山の素晴らしい出会いやご縁に恵まれて心豊かに充実した毎日を生き続けて下さいますように切に仏様や神様やご先祖様やその子にお祈りさせて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
縁起寺 釋聴法さん
ありがとうございます。
そうですね。亡くなった子は、暖かく柔らかな光の中でその子のご両親や兄弟を見守り、今年の運動会や音楽会や宿泊学習は、目には見えない形で、ふわっと同級生たちと一緒に参加してくれるかもしれないですね。
「グリーフケア」という言葉は初めて聞きました。大変参考になりました。
学校だとスクールカウンセラーさんがそれに近い役割ですかね。ただ、小学生の子供が自らスクールカウンセラーさんの所に相談することは、なかなかハードルが高いと思うので、辛い時はすぐ打ち明け、それを受け止めてくれる、相談しやすい環境作りなどを担任の先生にお願いしてみようと思います。
もちろん家庭でも、自分の気持ちを少しずつ言葉にできるような、それを受け止められる、そんな環境にしていきたいと思います。
勉強になりました。ありがとうございます。
教善寺 中田 三恵さん
ありがとうございます。
「今という瞬間は留まることがなく」「いのちには限りがある」というお言葉が、鴨長明の「方丈記」の冒頭部分みたいだな、と思いました。
私が中学生の頃、国語の授業で方丈記の冒頭部分を嫌々覚えさせられましたが、今やっと鴨長明が伝えたかったことを、少し理解できたように思います。
ゆっくり流れる穏やかな川と、亡くなった子供の友人を重ねて、この気持ちを自分の子供と共に、なんとか受け止めていこうと思いました。
(でもやっぱり、亡くなったあの子には中学で方丈記を習って、方丈記が本当に理解できる年齢以上に、方丈記を隅々まで研究できるくらいまで生きて欲しかったと思い、悲しくなってしまいます。)
一向寺 Kousyo Kuuyo Azumaさん
ありがとうございます。
「仏様や神様がお導きなさって下さり、その子のご先祖様がその子をあたたかく優しくお迎えなさって下さる」というお言葉を頂き、子供の友人が、今たくさんの光に導かれてその中に包まれているんだろうなと、そんな想像ができるようになりました。
私の子供も、友人のあの子ともっと一緒に居たかったと思いますが、みんなの記憶の中で一緒に居るんだよ、と区切りの時期などに伝えようと思います。
お祈りもして頂き、ありがとうございます。
私も節目節目で思い出して、静かに心でお祈りしたいと思います。
お答え頂いたお三方のお言葉から、亡くなった子は桜の木の下で温かい柔らかな光に包まれて、小さな船で大きな川をゆっくりと下り、行き着いた先で沢山の光に導かれているという様子がぼんやりと浮かんできました。
こんなふうに、穏やかだったらいいな、と思います。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
◆自死で大切な人を亡くされたり、死別により 死が受け入れられなかったり、心の整理がつかない方へ。30分ずつでも、オンラインで定期的に気持ちに向き合っていきませんか。吐露したり泣ける時間も、大事なグリーフケア 。
◆個別電話ってドキドキして勇気のいることだけれど、声が届くから、聞こえてくるから、ちゃんと繋がっているようで、そばにいるように安心出来ることもあります。
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◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )