母の死後、母の夢ばかりみます
今年の2月に、実母をガンで亡くしました。まだ55歳でした。2年前、私の婚約直後に母の癌が分かり、ステージ4の状態で、なんとか、孫の顔だけは見せたいと、結婚式や、運良く子を授かれたので、出産もこの間にしました。子供が5ヶ月の時に、母の容体が急変して、
辛い手術や抗がん剤治療に耐えたのに、癌発覚から1年半で、亡くなりました。
当時は、悲しみに暮れる余裕がないくらい、子育てに追われていましたが、その頃からも夢によく母が出てきていて、元気な母の姿を見れる夢が多かったのですが、最近は、夢の中で母が急変して、どうしようとなる瞬間で目が覚めます。ほぼ毎日このような夢を見ます。
夜中に覚めた瞬間、とても気持ちが沈みます。日中も考えてしまいます。
これは、私の気持ちの問題なのでしょうか。
昔から、私は母に心配ばかりかけてきて、母も1番私の事を心配していたから、今は子育ての事もあるし、夢に出てくるのでしょう。と母の知人に言われました。
母は、家でも、職場でも、誰からも慕われて、本当に憧れの存在でした。
夢であっても、母には会いたいです。
でも、現実で闘病生活に苦しむ母を散々見てきて、夢でもこれ以上苦しむ母の姿を見るのは辛いです。
どういった気持ちでいるのがよいのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
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印象的な出来事がフラッシュバック
恐らく、印象的な出来事がフラッシュバックして夢で見るのではないでしょうか?
あなたにとって本当に母親の死が衝撃的だったのでしょう。如何に母親が大切だったか私はよくわかります。本当にお気の毒様でした。
私は辛いことは話せる範囲で人に話す方が良いと思います。脳ミソに貯めたままにしないで息を吐き出すように人に話しましょう。考えることを減らしましょう。そして新しい知識が入る隙間を作って下さい。
もうすぐ母親の一周忌ではありませんか?その準備を考える隙間はありますか?お彼岸のお参りは?初盆は?三回忌は?
私はこのような法事と呼ばれる行事は故人様の思いを整理するのに良いものと思います。
故人様の思いをすぐに忘れる程人間は強くありません。法事をし、近親者を集め思い出話を語る。そして、徐々に悲しみが和らいで行くのです。慌てなくて大丈夫です。夢だけ見ているのは家族として当然です。
慌てなくて大丈夫です。そのまま受け入れましょう。