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これからの目標を見失っています

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有り難し有り難し 4

ずっと好きで続けていたことがあり、いずれはそれを仕事にしていくことが目標でした。
でも知識不足だった私は、その中で違反をしたことが分かり、後悔と罪悪感で頭がいっぱいです。
目標の事とは関係なく、生きてきた中で他にもやってしまった罪もあります。
後から自分で知ったことで、誰かから指摘された訳ではありません。

全て自分の責任なので、心から反省し一生背負っていくことを覚悟していました。
好きで続けていたことからは手を引くことも考えました。
それで償えるとは思っていませんが、続けていくには罪悪感が大きく躊躇いを感じ、もう辞めるべきなのではないのか?と感じてしまいます。
だからと言って、他にやりたいこと、やるべきことも分からず、虚無感に襲われています。
いつか何かしらの罰を受けることや、更なる失敗を恐れています。
結局は自分に甘く、少しでも心をスッキリさせたいと思ってしまいます。

こんな自分をどう受け入れて前に進めばいいのかも分かりません。もっと誠実になりたいと思っています。
私はどうするべきなのでしょうか。


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お坊さんからの回答 1件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

好きなことを仕事にするのは難しい

具体的に書いてないので、何が何だかわかりませんが、私の経験からお答えさせていただきます。私は電気とか技術系が好きで、将来は技術系の職につきたかったのです。ただ家業が寺でしたので、その道に進みました。今思うと、親父が元気なうちは好きな技術職について、親父が定年後転職すればよかったのですが、後の祭りですね。そのことを技術職の先輩の友達に相談したところ、好きなことを仕事にしてるのは1パーセントもいないよと言われました。みんな何かしら嫌なことがあり、向き不向きもあっても仕事してるのです。特に最近は仕事は選べなくなってきました。ですから、焦らず歩んでいってください。

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浄土宗僧侶です。 寺に生を受け、小学校5年で、得度(お坊さんになる儀式)、その後宗門大学(浄土宗の僧侶養成機関)である大正大学佛教学部で学び加行(住職修行)を得るための修行)を受け浄土宗教師(浄土宗の正式なお坊さんとしての、住職資格)を取った後、某寺に入寺、京都の大本山黒谷金戎光明寺内にある浄土宗教師修練道場(浄土宗教師が更に1年間研鑽を務める場)にて1年間修行研鑽、その後も研鑽を続け、教学(浄土宗を中心とした仏教の教え)・法式(お経のあげ方・儀礼)・詠唱(ご詠歌・和讃)・布教(教えの伝え方)・雅楽の研鑽を積んでいます。 がしかし、もともと小学校時代から精神疾患で、大学で精神科初診、20代は通院しながら、学業・修行・僧職を勤めていましたが、30代で仕事と結婚のストレスがさらにかかり、大きく心身の体調を崩して入院して以来、寺は休職しています。そして、今は寺を離れ草庵に暮らしています。 2003年に大きく体調を崩して、入院以来入退院を23回繰り返しています。40代過ぎから、徐々に精神的に安定し、50代手前の最近少しバイトが出来るようになりました。デイケア、障害者職業訓練、B型就労支援事業所とステップアップし、単発派遣から初めて、バイトで、2社に勤めて、体調悪化で入院してこの2社をやめて、今は3社目のアルバイトをしています。その中で得られた人間的成長の気づきもフィードバックしていきたいと思います。 精神障害2級の統合失調症・双極性障害・不眠症持ちです。 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 連絡先は、blister55.takahiro@gmail.com
対応できる時間は昼間です。音声のみにてお願いいたします。体調などにより対応できない場合もあります。専門分野は精神疾患・恋愛・人生・仕事・浄土教などです。よろしくお願いします。

質問者からのお礼

井澤隆浩様
実際好きなことを仕事にしていたこともあったのですが、自分の知識不足でルール違反をしてからは罪悪感が抜けきれず、続けていくのが億劫になっていました。
好きなことを仕事にするのって、本当に難しいことなのですね。
それを踏まえて、もう一度自分を見つめ直していきたいと思います。
お答えいただきありがとうございました。

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